公務員を休職から退職して1年。公務員を辞めた後悔はない

こんばんは、元公務員のアヤトです。

精神的に辛くて公務員を辞めたいと考えているあなたのためにこの記事を書きました。

気が付けば早いもので、2019年9月末で公務員(市役所)を辞めて1年が経過。

私は公務員の組織や仕事がどうしても合わなくて、2回の休職を経て退職しています。

安定職と言われる公務員ですが、私は退職して後悔を感じたことは一度もありません。

そこで今回の記事では、公務員を退職して1年経過して感じたことや変化についてお話していきます。

公務員を退職して1年経過!どんな変化があった?

nile / Pixabay

公務員を辞めて1年経ち、主に以下の3点の変化がありました。

  • 公務員を辞めてから精神的に落ち着くようになった
  • 収入は減ったけど、それでも幸福度が公務員時代よりも高い
  • 公務員を辞めても意外となんとかなると感じた

1つずつ詳しくお話していきますね。

公務員を辞めてから精神的に落ち着くようになった

公務員を辞めてからは、精神的な上下の激しさがかなり少なくなりました。

その理由は間違いなく、合わない環境を抜け出したからです。

もちろん今でもうまく行かないことに落ち込んだりもありますが、公務員時代よりもうまく切り替えをできるようになりましたね。

合わない環境にいるほど本当に辛いことはありません。

最初は「私の頑張りが足りないからなんだ。適応できるようにならないと」と思っていましたが、それが逆に自分を追い詰めてしまうことにつながったんです。

いま公務員が辛いと考えているあなたは、私と同じように自分の頑張りが足りないからだと自分を責めているかもしれません。

でも、実際に休職して気が付いたのは、「無理なものは無理」だということ。

そして人それぞれ限界点は違うし、他の人と比較しても全く意味がないのです。

だからあなたが辛いと思う気持ちは、決して自分のせいではないので、どうか自分を責めないでください。

私は「この環境がダメなんだ。退職するしか改善策はない」と気が付き、退職を決意したのですが、決意後はビックリするくらい心の調子が良くなりました。

そのため、精神的に落ち着かない状況がどうしても続くのなら、それを作っている原因から抜け出すことが一番の回復法です。

それは部署異動のパターンもありますし、私のように退職という選択肢もありますよ。

↓休職から回復する3つのパターンは以下の記事で詳しく書いています↓

うつで公務員を休職。回復した方法は部署異動や退職など3パターン

2019年6月19日

収入は減ったけど、それでも幸福度が公務員時代よりも高い

公務員を退職して転職しましたが、正直収入は減りましたし、充実した福利厚生もありませんが、それでも幸せです。

これは働く上で何に重きを置くかによりますが、私の場合は、収入よりも自分に適した環境で仕事をすることが大事でした。

私が考える転職するにあたって自分に適した環境とは、以下の3点。

  • 少人数の職場
  • ある程度1人で完結できる仕事
  • 興味のある分野

この3点を重視して、現在は小さなWeb制作会社でのコーディングのお仕事をしています。

だから収入が減っても「少ないなあ」とは感じつつも、そこまで気にならなかったし、公務員に戻ることのほうが私にとっては辛いこと。

もっと働いて収入アップを狙いたいという気持ちはありますが、いまはとにかく無理しない環境にいることを重視しました。

そのため、お金よりも自分の心を優先したことで幸福度が一気に上がったのです。

↓合わない環境で辛かったお話についてはこちらで詳しく書いています↓

仕事ができない公務員からアラサーで転職!合わない環境で無理しなくていい

2019年3月31日

公務員を辞めても意外と何とかなると思った

公務員を退職してつねづね感じたことはたぶん、「意外と何とかなる」ってこと。

確かにお給料は一定額平等にもらえるし、福利厚生も素晴らしいですが、別に公務員辞めるのも民間企業辞めるのも変わらないと思うんですよね。

ちなみにわたしは公務員辞めたら人生終わると思い込んでいたので、「なんだ、辞めても何とかなってるじゃないか」これは大きな気付きだったわけです。

あなたの現在の家庭環境や次どんな仕事を選ぶかにもよりますが、私個人の意見としては、公務員を辞めて元気になるのなら、次はどうにでもなるということ。

私自身も次やりたいことは決めていたけど、転職できるかどうか微妙だったしあんまり貯金もなかったので生活面で心配でした。

だけどこのまま公務員のままでい続けたら、私は本当に自分の命を絶つかもしれないと本気で危機を感じたんですね。

実際に変な衝動で失踪したり、奇行してしまいましたし。

そんな風になるくらい辛いのなら、思い切って抜け出して元気になれば、次の仕事を見つける活力が湧いてくるはず、と思いました。

そして現状、何とかなっていますよ。

公務員を辞める・辞めないの選択は自由ですが、「辞めたら人生終わる」なんてことは一切ないし、大体のことは何とかなるので安心してくださいね。

公務員を休職して辞めても後悔はありませんでした

Skitterphoto / Pixabay

まとめ
  • 合わない環境から抜け出したら一気にメンタルが良くなった
  • 収入よりも自分に合う環境を選んだら少ない収入でも幸福度が高くなった
  • 公務員を辞めても何とかなるし、人生は終わらない
  • 公務員を辞めるときは、安易に決断せずじっくり考えてからの方が後悔しない

以上、公務員を辞めて1年経過して感じたことについてでした。

以前にも何度か後悔してないよ〜という記事を書きましたが、変わらず後悔の気持ちはありません。

2回の休職期間もあったので、退職する決断を出すまで時間がかかってしまったけど、じっくり考えて出した決断に間違いはなかったようです。

辛すぎて自分の命を投げ出すくらいの環境だったのなら、部署異動でも退職でもいいのでとにかくその場所から抜け出すことが大事。

辛い環境から逃げるのではなく、自分を苦しめている環境から自ら抜け出すということです。

私はそうすることで、心身の調子が良くなり、周りからも「イキイキしているね」「顔が明るくなった」と言われるようになりましたよ!

後悔しない退職をするために大切なことは、自分じーーーっくり考えて、きちんと納得した上で決断することです。

↓公務員を退職する時の決断については以下の記事で詳しく書いています↓

公務員を辞めたいは甘い?辞めた私が感じたこと【退職の決断は慎重に】

2019年7月20日

少しでも参考になったらうれしいです。

それではっ








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