うつで公務員を休職。回復した方法は部署異動や退職など3パターン

こんばんは、2度の休職を経て退職した元公務員のアヤトです。

現在公務員をうつ症状などで休職していて、今後について悩んでいるあなたのためにこの記事を書きました。

休職中はこんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

「このまま自分はどうなってしまうんだろう」

「どうやったらこの状況から回復できるんだろう」

私も休職中は毎日寝る前とかにこんなことを考えていて、先の見えない未来に不安感を感じていました。

うつ症状から回復する方法は、人それぞれではあるのですが、主に3つのパターンがあります。

そこでこの記事では、公務員を休職してうつ症状から回復する3パターンについて、紹介していきますね。

どのパターンも、実際にあった事例を交えてお話しますので、きっと参考になるはずです。

あなたがこの記事を読んで少しでも心が軽くなればうれしいです。

公務員を休職してうつ症状から回復する3つのパターン

公務員を休職してうつ症状から回復する3つのパターンは、以下のとおりです。

  • とりあえずしっかり休む
  • 休職した部署を離れて、違う部署に行く
  • 退職して、完全に離れる

私が今まで休職した人を見てきた事例も交えてお話していきますね。

とりあえずしっかり休む

そこまでひどくはない状況で、少しだけ仕事に離れたいっていうパターンです。(例外もありますが)

例外もありますが、そのまま元の部署に復帰する人が多い傾向。

1つの例として挙げると、人事異動のタイミングで1か月休職した同僚の先輩がいました。

人事異動の内示が出た次の日から来なくなってしまったパターンで、

「仕事はしたいけど、人の声が耳に突き刺さるような感覚になって、人に会いたくない」という状況だったそうです。

おそらく、昇格したというプレッシャーによるものもあったのかもしれません。

でも、1か月で復帰してその後も再休職することなく、元気に働いているそうです。

人事異動でなくても、家庭のことだったりプライベートでもうつ症状が出ることもあり、少し休んで心を整えたら復帰できるパターンもあるんですよね。

休職した部署を離れて、違う部署に行く

休職した部署を離れて、違う部署に行くことで回復することが一番多いですね。

なぜなら、休職した部署に何かしらの原因があるので、離れることが一番の回復法につながるからです。

心療内科の先生からも、「休職した原因の部署から離れることが一番の治療法。すぐに異動できなかったら、時期が来るまで休むのも一つの手だよ」と言われたことがありました。

実際に何人もの休職者が、部署を変えて回復しています。

部署を変えるパターンは、元々いた部署に戻ったり、または行ったことのない部署に行ったりなどです。

休職する原因として多いのが激務だったり人間関係だと思うのですが、精神を消耗させる根源を絶たなければ、なかなか順調に回復は難しいでしょう。

休職と復帰を繰り返している人も実際にいて、だいたい同じ部署で繰り返しているんですよね。

人事異動の都合で異動させられないということもあるので、なかなか難しかったりするのですが・・。

そのため、うつ症状から脱するために最良の治療法は、部署を変えることなんです。

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2019年6月18日

退職して、完全に離れる

退職して完全に離れることで回復するパターンは、公務員という組織そのものが合わなかったからというケース。

同じ部署で休職を繰り返すのではなく、部署をあちこち異動しても休職するのであれば、公務員自体が合っていない可能性が高いです。

具体的に言えば、組織そのものだったり、どこにでも共通する仕事内容など、部署を変えても必ずつきまとう仕事や環境など。

異動しても同じ傘にいることに変わりないので、根本的なところから離れなければ治らない、というパターンです。

そのため、退職して自分が本当に合う仕事に就くことで、心に安定感が訪れることもあるんですよね。

実際に私はこちらに当てはまりました。(詳細は後述しています)

私がうつ症状から回復するまで。最後の手段は、退職を決意したこと

参考までに、私がうつ症状から回復するまでの体験談をお話します。

結論から言うと、私の場合だと退職を決意したことで、一気に良くなりました。

ただし、これはあくまで私のパターンで、退職したら絶対に良くなるわけではありませんので、その点ご留意くださいね。

有酸素運動と筋トレで一旦うつ症状が緩和

1回目の休職の時のお話になりますが、まずは有酸素運動筋トレを始めたことでうつ症状が緩和されました。

これは心療内科の先生も推奨している治療法なんです。

休職して3ヶ月間くらいは何もする気が起きませんでしたが、少しずつ運動を始めたら本当に良くなっていきました。

私だと、週に2,3回のペースで人が少ない市営のトレーニングセンターでひっそりと運動していましたね。

↓以下の記事で詳しく紹介しています↓

有酸素運動と筋トレで解決

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2019年6月8日

部署を変えて復帰したけど、それでもダメだった

有酸素運動と筋トレでうつ症状がだいぶ良くなり、「一回復帰してみて、それでもダメなら退職しよう」と心に秘め、復帰することになりました。

私が希望した部署へ行き、最高の環境の職場だったので「ここならやっていけるかも」と思ったんですね。

しかし、どうもうまくいかなくて、こんなにいい環境なのに、なんでうまくやれないんだろうとずっと悩んでいました。

そうやって悩み続けた結果、仕事に行けなくなってしまい、変な衝動で隣町へ車を走らせて1日失踪するという奇行に走ってしまったんです。

これはまずいと思い、心療内科へ行って再度休職することになりました。

休職から復帰するまで気になること

公務員を休職してから復帰するまでの流れや不安なこと【実体験】

2019年5月23日

最終的に残されたのは、退職という手段

2回目の休職の時に、「これはもう退職するしか回復する方法はない」と気付いたんです。

私は公務員という組織自体が合っていなかったということがわかったからなんですね。

だって、いい環境にいてもこんなことになるなら、根本的なところに原因があるとしか考えられないわけです。

休職する前からずっと「死」についてずっと考えていたし、「いつ死のうか」とずーっと頭の中でうずまいていました。

これってふつうに考えておかしいし、命を絶ちたくなるくらい追い詰める環境なら、退職するしかないと思ったんです。

退職すると決意した途端に、急にいろんなことが吹っ切れた感覚になって、一気にうつ症状が良くなっていきました。

そのため、何度も休職を繰り返すなら、そもそも公務員という組織が合っていない可能性が高く、完全に離れることで回復するケースもあるのです。

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公務員を休職してから退職するまでの流れや不安なこと【実体験】

2019年6月3日

↓退職を決意する時に背中を押してくれた本もあります↓

休職中に退職を考えても、焦って決断しないように

最後に言いたいことは、休職中に退職を考えても、焦って決断しないようにしてほしいな、ということです。

今いる環境が全てじゃなくて、公務員という組織は大きいのでたくさんの環境や仕事があります。

その部署が辛くて休職しても、部署を変えたら良くなることはよくある話です。

だから退職の判断は即決せず、わたしの経験から次の行動がオススメ。

  • まずはしっかり休む
  • 良くなってきたら休職から復帰してみる
  • それでもダメなら退職

今は目先の不安でいっぱいかもしれませんが、長ーい人生の内の、ほんの一瞬の出来事です。

あなたが少しくらい休んでも公務員は潰れることはないし、組織なので仕事はふつうに回ります。

焦らずゆっくりいきましょうね。

少しでも参考になり、あなたの心が軽くなったらうれしいです。

それではっ








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