公務員を辞めて後悔したことは、恵まれた環境なのに頑張れなかった自分

こんばんは、6年半勤めた市役所を退職した、元公務員のアヤトです。

公務員を休職して退職してからあと2か月くらいで1年経とうとしています。

現在はWeb制作業界へ転職し、元気に楽しく働いているので、公務員を退職して後悔はありません。

でも、全く無いかと言ったらそうではなく、1つだけ後悔していることがあります。

それは、恵まれた環境だったのに、一緒に頑張れなかった自分に後悔しているということ。

私は総合的に見て、人も仕事もめちゃくちゃ恵まれた環境で仕事をしていたんです。

でも、公務員の組織というものに馴染めず、自爆するような感じでメンタルを病んでしまい、2度の休職を経て退職しました。

今は自分に合った環境で仕事ができていますが、それでも当時のメンバーと一緒に頑張れたら良かったなあと思うことはたまにあります。

そこで今回の記事では、公務員を辞めて後悔したことについて、お話しますね。

公務員を辞めて後悔したことは、恵まれた環境だったのに、頑張れなかったこと

公務員を辞める理由は人それぞれですが、やりたいことが見つかった、人間関係で消耗した、仕事が合わなかったなどいろいろありますよね。

私は、ほとんどの部署で人に恵まれた環境で仕事をしてきました。

でも、休職を2回経験しています。

1回目の休職は人も仕事もブラックな環境でメンタルを病んでしまいましたが、2回目の時は超ホワイトな環境の中での休職だったんです。

心を病んでしまった理由は、公務員という組織が合わず、うまくやれない自分を責め続けてしまったから。

では具体的にどんな状況だったのか、お話していきます。

公務員時代は、尊敬する上司や先輩に囲まれた環境だった

私の公務員時代は、尊敬する上司や先輩に囲まれていました。

いい意味で公務員らしくない雰囲気で、常に新しい考え方を取り入れようと頑張っている熱い心を持った上司や先輩たちです。

仕事内容は地域コミュニティ関係の仕事だったのですが、公務員とは異質で法律に縛られない特殊な部署でした。

だからやりたいと思ったことは何でもやれるようなところ。

実はこの時から環境に恵まれていると感じつつ、一生懸命に仕事を頑張れなかった自分がいました。

「やりたくない・・」と思うような仕事もしょっちゅうあり、「こんなにいい部署なのに、どうしてそう思ってしまうんだろう」と疑問でいっぱいだったんですね。

そして人事異動があり、ブラック部署に行って休職してしまいます。

5か月間休職して、復帰した部署はすごくいい環境でした。

仕事内容は社会教育関係の仕事だったのですが、こちらも自分で自由に企画したりできるような、市役所っぽくない部署だったんですよね。

また、上司も素晴らしい人で、面倒見が良くて市民からも内部からも信頼が厚い、本当に尊敬する方でした。

だから1回目の休職以外、人間関係で悩んだことはほとんどありません。

むしろたくさん助けられたくらいです。

組織が合わず、仕事をうまくやれない自分を責め続けて再休職し、そのまま退職

復帰した部署はいい環境だったけど、2回目の休職してしまいます。

ここで気が付いたのは、今まで感じていた違和感は、組織にいる辛さから来るものということがわかったんです。

たくさんの人と関わる仕事が極端に苦手で、人と接するのも億劫になってしまい、どんどん消耗していく・・といった感じ。

命を絶ちそうになるくらいまで行ってしまったので、これ以上、組織の中で頑張ることが難しいと判断し、退職を決意しました。

そして今は無事にやりたい職業に転職し、自分に合った環境で幸せに生きています。

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できることなら、地元を良くするためにみんなと一緒に頑張りたかった。これが後悔

今まで携わって来た仕事は公務員っぽくないものばかりで、すごくやりがいのある仕事です。

でも私はそんないい環境だったのに頑張れず、自爆するような形で休職して退職。

前向きな人たちと一緒に頑張れなかった自分が情けなくて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

でもどうしても、組織に適応することができなかったのです。

もし適応できていたら、地元のために一生懸命働いて、みんなと一緒に頑張りたかった。

これが公務員を辞めた唯一の後悔です。

公務員を退職しても、今でも尊敬の念は忘れません

ツイッターを見ていると、公務員を辞めた方々はけっこう公務員ディス(否定して悪く言うこと)をする人が多くて、すごく残念な気持ちになります。

何ていうんでしょう、やりがいが無いとか、みんな腐ってるみたいな言い方する人が目立つというか。

いろんな部署を回って、いろんな人と関わってそういう意見に至ったのか、正直疑問です。

私もそんなにたくさんの部署を回ったわけじゃないけど、いろんな人との関わりの中で、魅力的な職員はたくさんいました。

若手職員も古い体質を変えようと頑張っていたりするし、私はそんな人たちを応援したいなって思っています。

変な体質だなあと思うところはありましたけど、尊敬する人たちを見てきたから、公務員という仕事を否定することはしません。

もう辞めたし後悔しても仕方ないことなので、今やれることは尊敬の念を忘れないこと、陰ながら応援することです。

↓こちらの記事でも書いています↓

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それではっ








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