こんにちは!元公務員のアヤトです。
フリーランスになって1年が経ち、
- チャレンジした仕事
- フリーランスになって感じたこと
について書いてきました。
今回はラスト第3弾ということで、フリーランスになって大切だと思った4つのことについてお話します。
フリーランスになって大切だと思った4つのこと:技術だけでは通用しない
フリーランスになって痛感したのは、技術だけではやっていけないということ。
もっとも大きいなと思ったのは「アイデア・提案力」です。体験談も含めて大切な4つのことについてお話していきますね。
アイデア・提案力
わたしが一番大切だと思ったのは、アイデア・提案力です。
技術があっても提案力がなければ選ばれることはないと痛感。なぜなら技術のある人なんてこの世にたくさんいるからです。
ではどこで差をつけるのか?それが提案力なのだと思います。
実際にわたしが経験したことでいえば、どうしたら認知度が広まるか提案してほしいと言われたときですね。
個人で事業をやっていて、ホームページの改善とSNSをどう活用したらいいか悩まれている方でした。
Web制作のお仕事をしていたのと、明らかに見づらいサイトだったのでホームページの改善点は問題なく提案できましたが、問題はSNSの活用。
当時はそんなにフォロワーが多くなかったし、むしろ自分がSNSについて勉強していたくらいでした。
だからアドバイスしようにもどうしたものか……という感じで。
でもクライアントさんからはわたしの発信スタイルや文章を気に入っていて参考にしたいと言われ、せっかく頼ってくれるならという気持ちでやれる限りのことを尽くしました。
何でも引き受けない!仕事を受ける基準をしっかり持つ
フリーランスになりたてのときって、仕事が来るだけで舞い上がりませんか?
わたしはこんなわたしに来るだけありがたい、なんでもやります!ぐらいの勢いでした。
この気持ちは大事な要素なのですが、わたしの場合はものすごく消耗する結果にもつながったんですよね。
なので自分の中でこういう仕事は引き受ける、引き受けないという明確な基準を作ることを意識するようになりました。
インスタグラムやツイッター経由での依頼の例で言えば、自分のアカウントの方針に合わない内容の宣伝依頼や、失礼な態度で依頼してくる方がいました。
なかには無料でやってくれるという認識の方もいたり。
最初はお仕事の話をされるたびに「やったー!仕事が来た!」と舞い上がっていたけど、本当に引き受けて良い仕事なのか?と冷静に考えるようにしました。
+αの価値を提供する気持ちを持つ
納品するときには、依頼された以上の価値を提供できるように心がけています。
クライアントさんの手間を省けるように工夫したり、依頼された仕事ではない部分で提案してみたり……。
ちょっとした思いやりって大事です。とにかく+αで提供できそうなことを実践しています。
ソニー損保のCMで「そこまでやる。だから選ばれる」というキャッチコピーが気に入っていて、わたしもモットーにしています。
いい意味で期待はしない
お仕事だけでなくわたし自身が生きるうえでも大切にしているのが、「期待しない」ことです。いい意味でね。
お仕事の話が来ても結局なかったことになってしまったり、アテにしていたお仕事が突然途切れたりなんてことがザラにあります。
なので期待したことが実現しないのは当たり前と思うようにしました。
フリーランスはこれからも続けるつもり
以上、フリーランスになって大切だと思った4つのことでした。
フリーランスというなんかキラキラっぽい言葉を使っていますが、とくに大したことしているわけでなく、家でひっそりボチボチ働いているだけです。
(フリーランスという表現が一番わかりやすいと思っただけ)
個人で働くようになってからは「自分でよく考える」ことが増えたように思います。
雇ってもらっていたときはどこか人任せなところや、なにかあっても責任取ってくれる人がいるからという甘えた部分がありました。
個人になると責任はすべて自分に降りかかってくるので、自分にできる仕事なのか慎重に考えて引き受けるか引き受けないか判断しています。
そしてどうしたらクライアントさんが満足してくれるか?こういう提案したらどうか?など考えるようになりました。
1年経験してみてフリーランスという働き方は自分に合っていると思うし、これからもゆるくやっていくつもり。
久しぶりの更新、楽しんでいただけましたでしょうか?
公務員辞めてもいろんな道がありますよ。人生は案外なんとかなります。
さて、最後にシリーズ第1弾、第2弾のリンクも張っておきますので、興味がありましたらぜひ読んでみてください。