こんばんは、元公務員のアヤトです。
現在、婦人科検診に行こうか迷っているあなたのためにこの記事を書きました。
今日は低用量ピルを処方してもらうついでに、1年ぶりの婦人科検診へ。
婦人科検診って抵抗ある方が多いと思うんですよね。
やっぱり恥ずかしいし、なんやかんや自分は大丈夫だろうって思いがちです。
まさに私もそう思っていたのですが、生理不順がひどくて不安になって、勇気を出して婦人科を受診してみたんですよ。
そこで卵巣のう腫(卵巣の腫瘍)だということが発覚し、急遽ドタバタと手術するという流れになりました。
つまり、「自分は大丈夫だろう」と思っていても、誰にでも婦人病になる可能性はあるということ。
自覚症状がなかったので、わたしもびっくりしてしまいましたが、病気の怖さを思い知りました。
だから恥ずかしがらずに婦人科検診を受診してほしいのです。
そこで今回の記事では、私が毎年受診している婦人科検診についてお話します。
婦人科検診は一度は行ってみて!私が毎年受診している検査について
婦人科検診は基本的に年に1回ペースでOKですが、過去にがんなどの病気にかかった方は半年に1回ペースとなっています。
年に1回だけと思えば、楽だと思いませんか?
恥ずかしさも一瞬だし、診察時間も数分で終わるものばかりです。
じゃあどんなことをしているのか、私が受診している検査について紹介します。
なお、検診の内容は病院によってさまざまなので、参考例としてお読みくださいね。
婦人科検診の内容は5つ、費用は5,000円〜6,000円
- 内診 ※子宮や卵巣の状態、腹部にしこりがないかを調べる
- 超音波(エコー)検査 ※子宮や卵巣の状態を調べる
- 子宮がん検査 ※がんの疑いがないか調べる
- 尿検査 ※妊娠の判定やホルモンの状態、細菌の有無を調べる
- 血液検査 ※ホルモンの状態、貧血の有無を調べる
私が1番不安だったのは、3年前に卵巣嚢腫が見つかった超音波検査でした。
たまたま生理不順に悩んでて勇気を出して婦人科に行ってみたら、子宮がん検診を勧められ、そこで卵巣のう腫が見つかったのです。
自覚症状がなかったのでこのまま気が付かずにいたら、もしかしたら卵巣のう腫が悪化してがんになるか、最悪、卵巣を全摘出していたかもしれません。
無事に妊娠に必要な部分を残し、一部切除する形で手術に成功しましたが、卵巣嚢腫は再発の可能性は十分にあり得るんですよね。
だから毎年検査が必要なのです。
なお、費用は5,000円〜6000円ほどで、ちょっと高いと思われるかもしれませんが、年に一回でOKなのでぜんぜん高くないと思いますよ。
卵巣嚢腫の経験に関することは、別記事で詳しくお話しますね。
準備中
婦人病検査の診察時間は10分程度
診察時間は10分程度で終わりました。 ※当日の混み具合による
- 尿検査
- 先生とのお話
- 内診
- 子宮がん検査
- 超音波検査
- 先生とのお話
- 血液検査
3年前から婦人科に通い始め、入院もしたので恥ずかしさも無く慣れっこです。
超音波検査では、エコーの映像モニターを見ながら、
「これが子宮で〜〜問題ないですね」
「あ、そうなんですね、よかったー」
みたいにふつうに会話しながら検査を受けています。
ちょっと痛みもあったりもしますが、あっという間ですよ。
「うわ、恥ずかしい!」って思うのも最初だけで、検査を受けているとそんなのも忘れて自分の身体と向き合うような感覚になります。
さすがに長時間検査を受けるとなるとめんどくさいし嫌だなって思うけど、たった10分くらいで終わるなら少しは負担が減るのではないでしょうか。
結果は、子宮・卵巣共に異常なし!だけど再発の可能性はある
ドキドキしながらの検査は、子宮・卵巣共に異常なしで、尿検査も何事もなく問題なしでした。
卵巣のう腫の手術を終えた後、お医者さんから釘を刺されたのは、「再発の可能性は十分にあるから、必ず年に1回は受診してね」ということ。
もしかしたらこの1年間で、また卵巣に腫瘍ができて大きくなっているかもしれません。
そうなったらまた手術することになるでしょうし、気は抜けないのです。
卵巣のう腫は年齢関係なく、全ての女性に起こりうるものなので、まだ受診したことがない方はぜひ婦人科に行ってみてほしい。
自治体によっては20歳、40歳などのタイミングで受診費の無料クーポンを配布しているところもありますよ。
ぜひ、調べてみてください!
婦人病予防にはピルもオススメ
検診だけでは不安という方には、ピルもオススメです。
ピルというと避妊のためのお薬という印象を持たれがちですが、それはたくさんある効果の内の1つに過ぎません。
ピルの効果は以下のとおりです。
- 生理前のイライラ(PMS)の改善
- ニキビ、肌荒れが良くなる
- 卵巣がん、子宮体がんになりにくくなる
- 子宮内膜症が治る
- 乳房の良性腫瘍の発生率を下げてくれる
辛い生理を緩和してくたり、がんの予防、さらに美肌効果もあるんです!
私はピルを1年くらい飲んでいて、辛かった生理、時々起こるPMSが劇的に緩和されましたよ。
人によっては合わない方もいますが、一度試してみる価値はあります。
手術のために入院して感じたのは、「もう入院したくない」これに尽きます。
腹腔鏡手術だったので、身体への負担は切るよりも軽くなるはずだったのですが、予想以上に腫瘍が大きかったため、結局少し切ったんです。
メスを入れるとこんなにも体力が落ちて辛いんだ・・・と痛感しました。
それと同時に、ふだんからできる限りの予防は自分でしなければならないと思ったんですね。
だからこの記事を読んでいるあなたも、まだ婦人科検診をしたことがないならぜひ受診してほしいなって心から願っています。
少しでも参考になったらうれしいです。
それではっ