こんばんは、元公務員のアヤトです。
現在、Web制作業界への転職に向けて勉強しているあなたのためにこの記事を書きました。
あなたは「早く転職したい」という気持ちはどのくらいありますか?
誰でも早く転職したいと思いますよね。
でも、それが気が付いたら焦りになっていたりしませんか?
その焦りは、自分自身の首を締めてしまう原因になりかねません。
私も「早く転職しなきゃ」という焦りで、空回りしてしまったり、体調不良になったことがありました。
でも、早く転職できたからといって、それが大成功とは限らないのです。
なぜならその場所で活躍できるスキルが磨かれているかどうかが大事だから!
早く転職できたとしても、スキル不足で仕事についていけないことだってあるんですよね。
それはまさに私のことのなのですが・・・。
そこで今回の記事では、転職を焦ると失敗してしまう理由や、短期間で転職成功が必ずしも正解ではない理由について、お話していきます。
Web制作業界への転職を目指すあなたにとって、少しでも参考になればと思いますので、ぜひ読み進めてみてくださいね。
退職後、転職を焦ってたらいろいろ失敗した話
公務員を退職してから、「早く転職しなきゃ」という思いが強くなりました。
その理由は、お金の不安だったり、ニート期間が飽きたから働きたい!という気持ちが大きくなったからです。
でも、私がやりたいWeb制作の仕事は、実務で活躍できるスキルが必須条件なので、すぐに転職できるわけではありません。
ある程度、勉強期間が必要になるため、1日でも早く覚えられることは覚えたい、そんな心境でした。
転職を焦ってしまったきっかけや、焦りから起きた変化などについてお話しますね。
東京のIT企業との面談で失敗して、転職できるのか不安になった
公務員を退職して間もない頃に、東京のIT企業と面談の機会があったのですが、ポートフォリオサイトが未完成のままというかなりお粗末なことをしてしまったんですね。
勉強を始めてからまだ2か月くらいだった私は、ポートフォリオサイト(たった1ページ)を作ることすらできず。
正直いきなりリモートワークで働けるとは思っていなかったけど、自分のスキル不足をガツンと叩きつけられたような気持ちになりましたね。
「自分ってこんなもんしかやれないんだな、これじゃ転職なんてまだまだ先なんじゃ・・」って感じでした。
でも、社長からWeb制作の勉強のポイントについて教わり、かなり有益な情報でしたのでぜひ参考にしてください!
- 分野は絞って極めること(webデザインと併用とかは成長が遅くなる)
- PHPは通用するところが多いからしっかり勉強しておくこと
- ポートフォリオサイトは数ではなく1つ1つの質で勝負
- 気になる会社あったら求人関係なくダイレクトメールしてガンガン攻めよう
→ポートフォリオサイトを見せてこのレベルでは採用厳しいって言われたら、「どこまでのレベルまでいけば採用してもらえますか?」と踏み込んで聞く。
・熱意が伝わって採用してもらえる可能性がある
・自分の目標がわかる
詳細は以下の記事からどうぞ!
早く転職しなきゃと焦って勉強が楽しめず、うまく進まなくなった
有給消化期間中の2ヶ月くらいは楽しく勉強していたのですが、東京のIT企業との面談を終えた後、勉強が思うように進まない時期がありました。
その原因は「うまく行かなくて悔しい。早く転職したい」という焦りが大きくなったからです。
悔しいという気持ちが大きな力になるはずが、逆に焦りの方に走ってしまいました。
ちょっとつまづくだけで、「自分はこれすらわからないとは、なんて無能なんだ・・」と思うようになったんですね。
わからないことは調べたら答えは出てくるのに、わからない自分にすごく落ち込みました。
だから転職を焦ると勉強が思うように進まなくなるし、何一ついいことはありません。
体調不良になりがちになった
転職への焦りから、なんと体調にまで影響が来るようになりました。
風邪を引いたりとか、熱が出たりとかではなく、とにかくだるいっていう感じです。
さらに自律神経が弱ってきたのか、寝汗がひどくなったり熟睡できなくなりましたね。
焦るだけでこんなに体調の変化が起きてしまいます。
退職してから短期間で転職成功が全てではない
「未経験で○か月で転職できました!」なんていうツイートをよく見かけます。
私も割と早かった方で、退職して3か月後くらいに転職できました。
しかし、それって必ずしも正解ではないということに気が付いたんです。
- スキルが足りなくて仕事についていけないこともある
- 転職活動は勉強して半年経過くらいが目安
この2つについて詳しくお話していきますね。
スキルが足りなくて仕事についていけないこともある
早く転職できたのはいいけど、一番最初に感じたのは、ぜんぜん仕事についていけなかったこと。
理由は、紛れもなくスキル不足です。
有給消化期間を含めて、勉強していた期間は4か月ほどだったのですが、スキルセットが足りなさ過ぎましたね。
スキルセットは以下のとおり。
- HTML/CSS 4ヶ月弱
- jQuery progateで2周
- Javascript progateで2周
- PHP progateで2周
- WordPress 5か月 ※管理画面操作のみ理解
- サイト制作 書籍見て作った簡単なサイト1つのみ
マジで使い物にならないくらいのスキルでしたので、職場にたくさん迷惑をかけました。
それでも何とか少しずつ壁を乗り越えながら、支えられながら、辞めずに働けています。
なお、今は採用当時に制作したWordPressサイトのコードがひどすぎる&エラーが出ているのに悩まされていますが・・。
そのため、早く転職できたとしても仕事についていけない可能性があるため、いかにそれを乗り越えられるかが重要になります。
↓詳しいことは以下の記事からどうぞ↓
早期転職成功するも、仕事についていけなくて辞めている人がいる事実
「早く転職すれば、お金もらいながら成長できる」と言われていますが、これは良し悪しだということがわかりました。
なぜなら、仕事についていけない自分に心を病んでしまったり、解雇されるなどのケースもあるからです。
頑張ってはみたものの、心がやられてしまうパターンですね。
辞めても次を探せばいいだけの話ですが、それがきっかけでWeb制作の勉強が嫌いになってしまう人もいます。
私も最初は仕事についていけない自分に落ち込み、一旦辞めて出直そうか本気で考えた時期がありました。
私は幸いにも辞めずに続けていますが、他の人では退職まで追い込まれることもあります。
だから、早期転職が全てではないのです。
転職活動は半年経ったあたりがいいのかも
エンジニアの方などから転職に関するアドバイスをもらっていた時は、半年経ったあたりからが目安という意見が多かったです。
私の所感では、
- 開始〜3か月目 基礎(オンライン学習サービスや書籍など)
- 4か月目〜半年 実践(サイトやバナーを作ってみるなど)
実践をもう少し早くして、やりながら覚えるでもいいかも知れませんが、基礎も大事です。
なお、私の学習期間(4か月間)は
【開始〜3か月目】
- Progateやドットインストールで基礎を学ぶ
- 書籍を参考にサイトを作る
- オンラインサロンで基礎を深掘りしていく
- Adobe XDの使い方
【4か月目】
- Photoshopの使い方
- ポートフォリオサイト作成 ※これが初めての自分でイチから作ったサイト
これからどんどんサイト制作して、実践力を高めていくところだったんですよね。
WordPressサイトもしたことがなかったので、実務で使うことになった時は大大大パニックになりました。笑
半年もあれば、基礎を押さえつつサイト制作もそこそこできるようになるのではないでしょうか。
もちろん、勉強のやり方にもよりますけどね。
Web制作の勉強は、自分のペースでやることが大事
ツイッターをやっていると、どんどん転職に成功している人を見て落ち込むこともあると思います。
ぶっちゃけ転職は運だし、なによりも大事なことは自分に集中すること。
早い遅いではなく、転職先で活躍できるスキルをしっかり磨くことが重要です。
自分のペースでやっていけば、必ずスキルはついていきます。
焦らずに行きましょうね。
少しでも参考になったらうれしいです。
それではっ