公務員を休職して復帰するまでの不安な日々の過ごし方・対処法

こんばんは、2回の休職経験を経て退職した元公務員のアヤトです。

現在休職から復帰が決まって、その日まで不安に過ごしているあなたのためにこの記事を書きました。

復帰を決めたのだから、ある程度メンタルの状態は良くなっているとは言っても、休職中から復帰するのってものすごく勇気のいることだし、不安だと思います。

何ていったって、職場の何かしらが原因でメンタルを壊して、何とか復帰するわけですからね。

ゴールデンウィークやお正月休み明けに憂鬱になりながら出勤するよりも、休職から復帰することはとてつもないパワーを使います。

私も休職から復帰した経験があるので、そのお気持ちは辛いほどわかりますよ。

「復帰したのはいいけど、仕事についていけなかったらどうしよう」

「上司に悪口を言われたらどうしよう」

「周りから変な目で見られないだろうか?」

こんな風に思っていませんか?

そこで今日はそんなあなたのために、休職から復帰するまでの期間の過ごし方や、私が復帰した時の周りの実際の反応について、体験談を紹介します。

あなたの心が少しでも軽くなればうれしいです。

休職から復帰するまでの不安な日々の過ごし方

休職から復帰するまでの不安な日々の過ごし方は、3つあります。

  • 家に引きこもらないこと
  • 話しやすい同僚や同期などに復帰することを伝える
  • 短時間勤務の診断書を用意する

この3つについて、具体的にお話していきますね。

家に引きこもらないこと

家に引きこもっていると、思考がどんどんネガティブな方向へ行きがちだからです。

休職中に経験されたかと思うのですが、家にしばらく1人でいると、すっごいネガティブな気分になりませんでしたか?

それと同じで、不安なことを抱えたまま1人でずっと家にいると、何となく狭い世界の思考になりがちで、どんどん悪い方向に持っていきがちになります。

また、外に出て太陽の光を浴びることも大事で、これは良い睡眠にも関係しているんですよね。

睡眠のサイクルが悪くなると、メンタル面にも影響して悪循環になるため、外に出ることはすっごく重要なんです。

↓睡眠については以下の記事で解説しています。↓

有酸素運動と筋トレで解決

うつ病などで休職中に眠れないときは有酸素運動と筋トレで解決できる

2019年6月8日

せっかく復帰して働くことになるのだから、仕事服を新調してみたり、身の回りを心機一転してみるのも1つの手ですよ。

ちなみに私は一度退職を決めて退職願を出す直前まで行ったときに、仕事服をけっこう捨てちゃったんですよね(^o^;)

だから足りない分を買い直したりしてました。笑

買い物でもいいし、ちょっとした遠出でもいいと思います。

「休みが終わっちゃうからゆっくり家で過ごそう」と思っていると、気が付いたらネガティブモードになっている可能性大なので、まずは外に出ることが大事です。

話しやすい同僚や同期などに休職から復帰することを伝える

話しやすい同僚・同期・お世話になった上司などに休職から復帰することを伝えましょう。

それを聞いた相手はみんな喜んでくれますし、復帰に向けてアドバイスをもらえたりするので、復帰に対する不安が軽くなるからなんです。

実際に私も復帰する前、当時お世話になった上司と同僚の先輩に復帰することを伝えたところものすごく喜んでくれて、ご飯に誘われて行ってきました。

そこで言われたのは、

「アヤトちゃんは長い市役所人生のうちのたった数ヶ月間休んだだけだし、なんてことはないよ。なんなら私は育児休暇で3回、3年間も休んだよ(笑)」

育児休暇とはまた違うけど、それでもすっごくその言葉に励まされたんですよね。

他にも、「いつでも辞められるんだから、とりあえず復帰してみたらいいさ。そんなに不安にならなくても大丈夫だよ。」と励ましてくれた方もいました。

こんな風にあなたの復帰を心から喜んでくれる人たちはいるはず。

ぜひ、復帰することを伝えてみてください。

短時間勤務の診断書を用意する

あなたが通院されていた心療内科もしくは精神科で、”医者から見て一定期間を短時間(午前or午後)勤務が望ましい”旨の診断書をもらいましょう。

診断書をもらう理由は、休職から復帰した後は想像以上に体力が落ちているので、心理的・精神的負担を少しでも減らすためです。

休職から復帰したけどいきなりふつうにバリバリ仕事をさせられてしまった、でも言い出しにくくて辛いけど我慢しないと・・なんていうお話も実際にあります。

そんな時に助けてくれるのが医者からの診断書なんです。

わたしの場合だと、2週間午後勤務、残業・休日出勤禁止という内容でした。

このおかげでかなり負担は減り、2週間後フルタイム勤務になっても問題なく働けるようになりましたよ。

診断書なしでも1週間くらいは有給で午前勤務にしてもらったケースもあるので、絶対というわけではありませんが、負担の軽減には役立つでしょう。

私が休職から復帰した時の体験談

私が休職から復帰した時の体験談のポイントは3つです。

  • 誰一人、変なことを言ってくる人はいなかった
  • 休職した部署から年賀状が届いた話
  • 再度休職しそうになった時期もあった

部署異動をして復帰される方もいれば、そのまま元の部署に戻らなければならないという方もいますよね。

元の部署に戻るのはかなりお辛いかと思いますが、思ってた以上に自分が気にしすぎていたということに気がつくと思うんです。

私自身は部署を変えて復帰したのですが、実は元の部署の関係のことで意外な出来事がありましたのでそのお話もしたいと思います。

誰一人、変なことを言ってくる人はいなかった

休職から復帰しても誰一人、からかわれたり傷つくようなことを言われることはありませんでした。

それよりもむしろ、復帰したことを心から喜んでくれたんですよね。

「自分の悪口を言われているんじゃないか」とすっごく考えてしまうと思いますが、逆に考えてみてください。

あなたの同僚が休職したら、どう感じますか?

すっごく心配になりませんか?

それなんです。

みんな心配しているはずです。

だからまずはあなたの元気な顔を見せてあげてください。

休職から復帰するとき、休職した部署に挨拶しないのアリか?【公務員】

2019年6月24日

休職した部署から年賀状が届いた話

私は部署を変える形で復帰したので、元部署には立ち寄ることすらできず、「きっとみんな私のこと恨んでいるだろうなあ」と思っていました。

ところが、年明けに何人かの職員から年賀状が届いたんです。

恐る恐る見てみると、

「守ってあげられなくてごめん。でも新しい部署で元気にやっているのを知って安心しました。またいつか一緒に仕事しよう」

「いなくなって寂しいんだけど!」

「LINE消えて連絡取れなくなった!教えて!」

私が想像していたよりも優しさで溢れていたんですよね。

一番たくさん迷惑をかけたであろう同僚の方もこのメッセージの中の1つで、本当に驚きでいっぱいでした。

さらに退職した後も職員の方にお店で偶然お会いしたときにも、「辛さにみんな気が付いてあげられなくてごめんね」と言われたんです。

休職して迷惑しかけられなかったクズと思い込んでいた私にとっては救われる言葉でした。

再度休職しそうになった時期もあった

復帰してもやっぱりどこかでものすごい疲れが来ることがあります。

気が付かないうちに、無理していたりするからなんですよね。

私は復帰して3ヶ月後くらいに無理した疲れが一気に来てしまい、1週間ほど休んでしまいました。

休職する人は無理して頑張ろうとしがちです。

でも、身体はとっても正直だから、無理するとそれを止めようとするんですよね。

いくら復帰して働けていても、メンタルの病気は完治しているわけではないので、辛さを少しでも感じたら無理は絶対にしないでほしいなって心から思います。

心の病気は目で見えない。自分の身を守れるのは、自分しかいない

心の病気は目ではっきりと見えるものではないので、どうしても理解されにくかったり、気が付いてもらえないことが多いです。

それは、自分の身は自分で守らなければいけないということでもあります。

本当は辛いことを察してほしくても、はっきりとわからなければ相手は「大丈夫だろう」と思ってどんどん仕事をお願いしていくでしょう。

悪気があって言っているわけではなく、単純に辛い気持ちに気がつけていないことも多いんですよね。

もし辛かったら、勇気を出して伝えることも大事です。

でも、直接言えなかったりすることもあるので、そんな時は人事課や保健室、組合など頼れそうなところから相談してみましょう。

まずは信頼できる同僚からでもいいですし、まずは声を上げることが大事!

あなたの心が少しでも軽くなったらうれしいです。

何かありましたら、コメントや、ツイッター(@Web00073775)、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

それではっ








ブログの更新通知を受け取る

最新情報をすぐに受け取れます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です