こんばんは、元公務員のアヤトです。
現在休職から別の部署への復帰が決まって、挨拶しなければならないと悩んでいるあなたのためにこの記事を書きました。
休職から別の部署へ復帰が決まったのはいいけど、休職した部署への挨拶はものすごく勇気がいることです。
でも復帰して別の部署に行くなら、せめてお詫びも含めて挨拶くらいはしなければならないんじゃないか、と思いますよね。
でも、それを考えていると具合が悪くなったりしませんか?
その部署が原因で休職したのだから、そうなるのは無理もありません。
ぜんぜんおかしいことじゃないですよ。
私も当時同じ心境で、復帰できることは良かったけど、元部署への挨拶をどうしようかずっと悩んでいました。
結局、挨拶できずに休職した部署を去ってしまったんですよね。
ということで今回の記事では、休職した部署への挨拶をするべきかどうかについて、実例を交えて書いていきます。
少しでも参考になればうれしいです。
休職した部署への挨拶は、辛くなければしたほうがいいけど無理しなくていい
休職した部署への挨拶は、辛くなければするのが望ましいですが、どうしてもダメなら無理しなくても大丈夫です。
そこで無理してしまうと、またメンタルがダメになってしまう可能性があるからなんですよね。
ではわたしを含めて実際の事例を紹介していきます。
休職した部署に挨拶するorしないは分かれるし、菓子折りも自由
実際に、挨拶をするorしないの選択はけっこう分かれます。
挨拶できなかった人もいるし、そうでないもいるし、本当に人それぞれなんですよね。
例えば、休職していた私の同期は平日の昼間に職場の私物を片付けに行って、そのときに菓子折りとひとこと挨拶をして去ったそうです。
一番丁寧な方法だったと思いますが、あくまで一例として捉えてくださいね。
挨拶に行くことが一番望ましいですが、挨拶しないと絶対にダメというわけではありません。
そもそも、職場の人たちも気まずい気持ちはわかっているので、わざわざゴチャゴチャ言ってくる人はいないはず。
逆の立場で考えてみたら、「そりゃー気まずいよね。新しい場所で元気に頑張ってほしい」という気持ちになるんじゃないかなと思うんですよね。
だから挨拶する、しないの選択はあまり気にしすぎなくても大丈夫です。
辛ければ無理しなくてOK。私はできませんでした
休職した部署に挨拶をするかどうかは、辛かったら無理しなくて大丈夫です。
実際に、わたしは休職した部署に挨拶に行くことができなかった側なので。
元職場のことを考えるとどうしても嫌なことを思い出してしまって、とてもじゃないけど会えるような心境にまでは至らなかったんですよね。
職場に私物を片付けに行ったときですら、なかなか職場にいけなくて過呼吸気味になって涙が止まらなくなりました。
それでも当時の課長に「挨拶に行くつもりです」と無理して言ってしまったんですよね。
でも課長は「挨拶は無理しなくて大丈夫だからね。俺がみんなに元気になったって伝えておくから!」と言ってくれたんです。
本当は行かないとダメだと思ったけど、その言葉に甘えて無理することをやめました。
手紙を書く方法もあったけど、それすらどうしてもできなかった
課長からは挨拶が難しかったら手紙でもいいしとも言われたのですが、それすらできませんでした。
元職場のことを考えるだけで、一気に気持ちが沈んでしまうからです。
いまでも元職場に関係する言葉や物を見ると、嫌な記憶を思い出すくらいなので、復帰した当時なんてさらに近い記憶だからどうしてもダメだった。
そのため、どうしても書けませんと正直に伝えました。
課長からは「そんな無理しなくていいよ。それよりも元気に働いてて安心したよ」と言われ、肩の荷が下りるような気持ちになったんですね。
やっぱり辛いものは辛いと正直に伝えることも大事だと感じました。
だから、あなたも無理しなくても大丈夫。
辛くない方法で大丈夫ですよ
「自分が辛いかそうでないか」を基準に考えてみてください。
辛いことばっかり逃げていてはダメだと思う気持ちはよくわかります。
わたしもそう思っていたけど、どう頑張ってもダメなものはダメなんです。
それが原因でいつまでも引きずっていたら、いつまでも前向きな気持ちになれないんですよね。
ある人からは「その部署ではダメだったかも知れないけど、市役所は組織。他の部署で元気に働いていれば、それで充分恩返しになるよ」と言われました。
そう考えるだけでも、気持ちが少し軽くなりませんか?
どうしても辛かったら、無理しなくて大丈夫です。
自分が辛くない方法で、復帰しましょう。
少しでもあなたの心が軽くなったらうれしいです。
それではっ