こんばんは、副業でクラウドソーシングでライター業も始めた元公務員のアヤトです。
ライター業を始めたきっかけは、このブログを始めたことでした。
ある程度文章が書けるようになってきたので、ライターとしても通用するのかどうか挑戦してみたいという気持ちからですね。
週1本ペースで15本ほど書いたのですが、思った以上にブロガーと違うなという印象を受けたんです。
そこでこんなツイートをしました。
ブロガーとライターって「書く」という共通点はあるけど
ブロガーは自己表現
ライターは忠実性っていう印象。
案件にもよるとは思いますが、似てるようで似てないなーって感じた。— アヤト@元公務員→Web制作×ブロガー×ライター (@Web00073775) 2019年6月15日
なお、同じクライアントのところで契約更新を重ねて書き続けたので、そこでの印象しかないのですが、自分なりに感じたブロガーとライターの違いについて書いていきます。
私が感じたブロガーとライターの違い
ブロガーとライターは、どちらも「文章を書くこと」に変わりありませんが、
- ブロガーは自分の思いを形にする
- ライターは相手の思いを形にする
という印象を受けました。
どちらもライティングスキルと読者目線で書くことが大事だけど、個性を出せるのは間違いなくブロガーです。
逆にルールに沿って忠実に書くのがライター。
ブロガーは自分の思いを形にする
ブロガーはオリジナルの文章で、自己表現がバリバリできます。
なぜならライティングのスキルを指摘する人はいないし、ジャンルも文章の書き方も自分次第だからです。(例外もありますが)
だから自分の個性を出して、それを自分のウリにすることもできますよね。
私もブログを書き続けることで、自分なりの個性を少しずつ出せるようになってきたと思います。
それがブロガーの強みで、生み出したもの全てが自分のオリジナル作品になるのです。
ライターは相手の思いを形にする
ライターはクライアントの要望に合わせて忠実に文章を書いていきます。
相手の思いを形にする、ということですね。
クライアントによっては文章の好みもあるし、文章を書く上でのルールを細かく作っているところもあるでしょう。
案件にもよるでしょうけれど、自分の個性をガンガン出すことは難しいです。
ちなみに私が受けていた案件は、けっこう厳しく文章の指摘をされることもありました。
必要ないと思われたところは削られるし、もっと具体的に書いてっていう指摘もされることも。
「なぜそこまで細かく書かなければならないのか?」と疑問に思うこともありましたが、クライアントに言われたら直さざるを得ません。
逆にブロガーはそういった制限がないので、全て自分次第です。
つまり、ブロガーの場合は文章がおかしくても、誤字脱字があっても、コンサルなどに頼まない限りは指摘されにくいですね。
その点では、ライターをやっているとさまざまなクライアントからの要望に柔軟に対応ができる→テクニックが身につくと感じました。
そのため、ライターは相手の思いをいかに忠実に再現できるかが求められるのだと思います。
ブログ→ライターの順番で始めて感じたこと
ブログから始めて、その後ライターを始めてから感じたことは以下の3つです。
- 想像以上にスラスラ書けない
- ライティングスキルを教わる機会になった
- 平日の夜や休日も気が休まらないことが多い
たくさん勉強させてもらったところもありますが、副業でやるのはけっこうしんどく感じたのが正直な感想。
もちろん、ライター初心者というのもあるというのも1つの原因でしょうけれどね。
想像以上にスラスラ書けない
「ブログである程度文章書けるようになったから、ライターでも大丈夫でしょ」って勘違いしちゃった自分が恥ずかしい。
自分が想像していた以上に文章をスラスラ書けないんですよ。
書けなかった理由として挙げられるものは、
- マニュアルがあるから
- 自分のブログで書かないジャンルだから
- クライアントに文章を読まれるという緊張感
【マニュアルがあるから】
マニュアルの内容はクライアントによるかと思いますが、私の場合はけっこう細かく指定されていました。
マニュアルがある以上、ブログで書いていたような自由な文章は、当然書けなくなるわけです。
そこまでマニュアルからかけ離れた文章を書いていたわけではありませんが、それでも決まりがあるとかなり気を遣います。
でも、その決まりのおかげで私のブログにも活かせているところはあるんですよね。
【自分のブログで書かないジャンルだから】
私が書いていたジャンルは、40代男性をターゲットにした恋愛・運動・各種商品紹介などで、普段書いているジャンルとは全く違うもの。
とにかく実績が欲しかったので、書かないジャンルでもいいから応募してみたところ運良く採用されたことがきっかけです。
しかし、書かないジャンルは予想以上に根気のいる作業で、ブログで書くスピードと比べて何倍も時間がかかりました。
これは正直悔しすぎましたね。
逆に自分はまだまだ伸びしろがあるという風に捉えるようにしました。
【クライアントに文章を読まれるという緊張感】
ブログだと不特定多数の人に読まれるだけがほとんどですが、ライターだとクライアントに文章を読まれ、適宜、指摘を受けます。
そりゃあもう、毎回ドッキドキなんですよね。
いい意味での緊張感ではありますが、「クライアントに読まれたらどう感じるだろうか」と気にしてしまい、ときどき文章がなかなか思い浮かばなくなることもありました。
ライティングスキルを教わる機会になった
私が引き受けていた案件は初心者向けだったからなのか、ライティング指導はかなり的確にやってくれました。
私の文章の癖や、伝わる書き方などをガッツリ指導されたのですが、厳しすぎると感じるか、勉強になると感じるか、どう受け止めるかは自分次第ですね。
さまざまな指摘を受けていく中で、落ち込んだりすることもあったけど、結果的には勉強になったと感じました。
ライターで教わったことが、ブログでも活かせているところもありますしね。
ブロガーもライターも、「読者目線で書く」ことに変わりないので、その本質に触れながら文章を書くことを意識できるようになりました。
平日の夜や休日も気が休まらないことが多い
家に帰ってからも納期に追われるので、気が休まらないことが多いですね。
私の場合、週に記事1本ペースとゆっくりめだったけど、慣れていないのもあってけっこう負担に感じました。
だから予定は極力入れないようにして、いつでもライターの仕事ができるように調整していましたね。
ブロガーとライターは似ているようで似てない
ブロガーとライターは似ているようで似てない、これが私なりの結論です。
自分の思いを形にするか、相手の思いを形にするかの違いで、こんなにも感覚が変わるんだなあと思いました。
私はもしかしたらブロガー向きなのかもしれません。
とは言ってもまだライター歴浅いので、何とも言えませんけどね。
少しでも参考になったらうれしいです。
それではっ