こんばんは、2回の休職経験アリの元公務員のアヤトです。
現在、うつ病や適応障害などの理由で休職中で、転職活動を考えているあなたのためにこの記事を書きました。
公務員を休職していると、「このままじゃ復帰もできない。転職した方がいいのかな・・」と考えることもありますよね。
ついつい転職サイトを眺めていたりしていませんか?
結論から言うと、休職中に転職活動を考えるのは危険です。
休職とかメンタル系の記事で、転職アフィリンク貼ってるサイトたまに見かけるけど、私は良く思わないし、絶対にやらない。
転職活動以前に、まずはしっかり休養して治すこと。
メンタルが不安定な時に転職活動するのは危険。
単価高いから、うまくその方向に持っていこうとしているんだろうけど😐— アヤト@元公務員→Web制作×ブロガー×ライター (@Web00073775) 2019年7月14日
「じゃあ、こんなに苦しいのはどうしたらいいの?無理やり復帰しろってこと?」と思われたかも知れません。
でも安心してください。
私もあなたと同じ経験をしていて、なんとかそれを乗り越えていますので、その点についても読み進めていただければ参考になるでしょう。
そこで今回の記事では休職中に転職活動をするのは良くない理由について、お話していきます。
少しでもあなたの今後の参考になればうれしいです。
公務員を休職中、転職活動のことを考えてはいけない
公務員を休職している時は、どうしてもいまの環境が辛すぎて、転職のことを考えることもありますよね。
でも、それはおすすめできないポイントとして以下の3つがあります。
- メンタルが不安定な時は、正常な判断ができないから
- まずは休養することが最優先だから
- 元気になってから復帰するか、退職するか選ぶのが大事
一つずつ、詳しくお話していきますね。
休職中はメンタルが不安定で正常な判断ができないから
メンタルが不安定な時は、突拍子もない考えをしてみたり、勢いで行動しがちです。
つまり、正常な判断ができない状態になっています。
そんな中、転職活動をすることはすごく危険ですよ。
「前に進んでいるんだからいいでしょ」と思うかも知れないけど、メンタルが不安定なまま転職すると、悪化させてしまう可能性があります。
完全に治りきっていないのに、いきなり働いてまた休職してしまったら、その時こそ立ち直るのが難しくなるかも知れません。
私も転職活動というよりは勢いもあって「もう退職する!!」と考えた時期があり、退職願を出す寸前まで行ったことがありました。
しかし、その時は具体的に何をするかも考えていなくて、ただ勢いで決断してしまった感が強かったんですね。
でも一度、冷静に考えてみて「1回復帰してみて、ダメだったら退職しよう」という気持ちに変わり、体調が良くなったタイミングで復帰しました。
そのため、メンタルが不安定な状況で転職活動をするよりは、まずは落ち着いて焦らず休養することが大事なのです。
休職中はまずは休養することが最優先だから
メンタルが原因で休養している時は、心療内科もしくは精神科の先生から言われているかと思いますが、「仕事から離れてしっかり休養すること」が何よりも大事なことです。
医者のカウンセリングは、以下のような流れが多いかと思います。
- まずは十分に休みつつ、軽い運動を取り入れながら過ごすように促す
- 心の調子が良くなってきたタイミングで復職するのか、退職するのかを考えていく
- 復職するなら大丈夫な状態か、退職するなら転職活動しても問題ないかを医者が判断する
休養中に転職活動することは、勧められないはずですし、それがわかれば止められるでしょう。
なぜなら、休養が最優先だからです。
私も心療内科に通っていた時は、口酸っぱく「とにかく仕事のことは離れて休養しないとダメ」と言われました。
そもそも、休職期間は転職活動するためのものではなく、復職に向けて休む期間です。
もし仮に転職活動していることがバレてしまったら確実に信用を失うし、なおさら復帰するのが難しくなるのではないでしょうか?
そのため、休職中に必要なことは、転職のことを考えるのではなく、まずは休養することなのです。
復帰するか退職するかは元気になってから考えることが重要
うつ病や適応障害で休職した時は、まず休んで、元気になってから今後について考えることが大事です。
ちなみに私が元気になった時に取った行動は、休職1回目は復帰、2回目は退職することでした。
復帰する時は先ほどもお話したとおり、「1回復帰してみて、それでもダメだったら辞めよう!」という気持ちになったので、復帰することを決断。
退職の決断は、すでに心が吹っ切れた状態になっていたため、前向きな理由で退職を決めて、その後転職しました。
この時、メンタルが不安定な時にネガティブな気持ちだったり、勢いで行動したのではありません。
冷静に考えて「市役所という組織が向いていない」ということがわかり、「自分に合う環境を探して働こう」と思い、前向きに退職を決めました。
「前向きな決断」
これが大きな違いかなーと思います。
↓休職から回復するパターンは以下で詳しくお話しています↓
そのため、まずは体調が回復してから冷静に考えることが大事なのです。
休職中はしっかり休養して、元気になってから復帰か退職を判断しよう
「休養した方がいいと言われても、辛い状況は一向に良くならないし、どうしたらいいのかわからない」
今はこんな気持ちですごく辛いかも知れません。
今の状況が辛くて、抜け出したい気持ちはわかります。
でも、どうしたらいいかわからない状態で突っ走るのはすごく危険なことです。
まず、メンタルの病気は、自分次第で必ず乗り越えることができます。
私も心療内科の先生から「うつ症状は、焦らずゆっくり休んで適度に運動していけば、必ず治る病気だよ」と言われました。
以下の精神科医で作家の樺沢先生のツイートもかなり参考になりますよ。
病気は、医者が治すのではなく、自分で治すものです。ベストの医者ではなくても、あなたが頑張れば病気は治ります。名医探しにエネルギーを費やす暇があれば、もっと自分の病…
続きは質問箱へ (残り 67字) #質問タイム https://t.co/1z5Csrzj2o
— 精神科医・樺沢紫苑@アウトプット大全40万部突破 (@kabasawa) 2019年7月13日
「うつ病がなかなか治らない」という患者さんは、運動不足の人がほとんど。運動すれば、うつ病は治る!!RT 運動するとうつ病が治る!【精神科医・樺沢紫苑】 https://t.co/QjNVPGOEbL #うつ病 #うつ
— 精神科医・樺沢紫苑@アウトプット大全40万部突破 (@kabasawa) 2017年3月20日
#うつ病 の運動療法は、薬物療法と同等かそれ以上の効果があることが証明されています。
なので、運動療法をきちんと行えば、薬を飲まなくても治ります。朝の散歩に加えて、週2回、1回1時間以上の有酸素運動をしてください。#朝散歩でセロトニン活性
— 精神科医・樺沢紫苑@アウトプット大全40万部突破 (@kabasawa) 2019年7月13日
病気は治るのではなく、「自分で治す」こと、これがすごく重要です。
私自身も「もうこれは治らない」と諦めていたけど、ウォーキングなどできそうな運動から始めていったら徐々に良くなりました。
だから自分のできる範囲でいいので、まずは自分の心と身体を整えるところから始めることが大事です。
↓公務員の休職に関する記事をまとめました↓
少しでもあなたの心が軽くなったらうれしいです。
それではっ