こんにちは、元市役所職員のアヤト(@Web00073775)です( ´ ▽ ` )
生まれ育った地元で働く1つの選択肢として、市役所で働きたい方もいると思います。
しかし、今の時代柄なのか公務員になりたい人が年々増加し、かなり狭き門になっているのが現状です。
筆記試験がまず第一関門でほとんどの人がここで落とされます。
でも実は、筆記試験は要点を押さえて勉強していけば割と簡単に通るんですよ。
一番効率のいい方法は塾に通うことです。
問題はやっぱり面接で、筆記試験は必ず受かるけど毎年面接で落とされる人って結構います。
面接ばかりはどうもならないところもあります・・。
そこで、面接試験に受かりやすくなる方法が1つあります。
わたしはラッキーな形で市役所試験に合格し採用となりました。
結論から言うと、筆記は実力だけど面接は市役所の臨時職員になっていると有利になるということです。
理由は、人事側は全く知らない人を採用するよりは、働きぶりや人柄を知っている人を採用したいからなんです。
実際に臨時職員として採用されたわたしを含む3人は全員面接試験に合格し、その後に採用された新人の数人も同じようなルートで合格しています。
※ただし、筆記試験は臨時職員であっても点数が悪ければもちろん落ちます。
この記事では、わたしが市役所採用試験に合格した方法について紹介します。
働きたい市役所があるところに住んでいる場合にできる方法になります。
採用の観点は自治体によって違うので、どこにでも通用するということではありません。
その点をご理解いただき読み進めてください。
私が市役所職員になれた2つの方法
公務員志望者向けの塾に通う
わたしは短大時代に一度筆記で落ちています。
当時は予備校などには通っていなくて、短大の就職支援コースで簡単な公務員試験対策講義を受けた程度です。
正直、あまり興味もなくてやる気がありませんでした・・落ちて当然ですね。
短大を卒業後、実家へ引っ越して公務員試験勉強を始めましたが、独学はキツイと感じ塾探しを始めました。
たまたま地域の情報誌で公務員試験対策塾の募集があったので3月から通うことにしました。
受講定員10人の少人数制で、何人もの生徒を公務員の道へ送り出している強者の先生です。
ここでしっかり要点を絞って勉強したおかげで、筆記試験は難なく合格しました。
市役所の臨時職員になり一生懸命働く
臨時職員になれば、職場の人から適正・人柄を評価してくれるので面接が通りやすいからです。
わたしの場合は、「ワークシェアリング(失業者の増加を防ぐため、一人当たりの労働時間を減らすことにより仕事を多くの人で分かち合うこと)」として臨時職員になりました。
ワークシェアリングは年度始めのみ募集があり、年齢制限付きで契約期間も1年間ですが、手っ取り早さで行くならワークシェアリングの方が良いです。
市役所の臨時職員だとすぐに採用が見込めないからなんです。
臨時職員になるためには、まず登録をしてから必要に応じて配置されるため、臨時職員が欲しいと言われない限りは声がかかりません。
そのため、ワークシェアリングの方で応募してみました。
10人募集中11人応募があり、割と簡単に受かりました。
4月から早速働き始め、本当に簡単な事務仕事だけだったので勉強に支障が出ない程度に働けたので良かったですね。
勤務時間も2ヶ月に1回くらい短時間になるので、その分勉強時間にあてることができました。
臨時職員になっておくと良い。筆記さえ受かれば面接は受かりやすくなる
真面目に働いていれば周りはちゃんと評価してくれて面接の時に有利になるからです。
ただし、必ず採用されるとは限りません。
臨時職員でも面接に落ちている人は実際にいました。
これって「ずるい」と思われるかもしれませんが、人事側としての意見は全く知らない人を採用するよりは、働きぶりや人柄を知っている人を採用したいからなんです。
正直、わたしの面接の受け応えはめちゃくちゃ悲惨な結果でしたよ・・。
終わった後、家ですごく泣きました。笑
でも配属先に恵まれたおかげで、当時の次長職の方がわたしを推していただき面接合格、採用となりました。
(これは後々聞いたお話です)
これはコネでも何でもなく、真面目に働いて評価してもらえたからだと思っています。
また、面接に直接関係なくても市役所の仕事内容を体験できたり人とのつながりができるので、やってみて損はないですよ。
ワークシェアリングだけどもし筆記試験で落ちたら?
来年度も受けたい場合は、3月末で一旦ワークシェアリングとしての雇用期間が終わった後に臨時職員になる方法があります。
わたしと同期でワークになった女の子は筆記試験で落ちてしまいましたが、翌年の4月から臨時職員になって筆記試験に受かり、正職員に採用になっていました。
臨時職員も配属先によっては一旦期間終わることもあるので、タイミングにもよるかと思いますが損はないかなと思います。
10月に面接試験合格後、11月から前倒し採用へ
どこも人員不足ということで、すぐに前倒し採用になりました。
配属先は、ワークシェアリングとして配属されていた部署は人員が足りていたため、他の部署での配属となりました。
まとめ
- 公務員志望者向けの塾に通って効率よく勉強する
- 市役所の臨時職員もしくはワークシェアリングになり、真面目に働く
自治体によって採用の観点は違うので、必ずこの方法で合格するというわけではないので注意してくださいね。
臨時職員なのでできることは限られていますが、市役所にどんな人がいてどんな仕事をしているのか知るきっかけになるので、面接に関係なくてもなってみる価値はあると思います。
少しでも参考になったら嬉しいです。