こんばんは、元公務員のアヤトです。
現在Web制作の仕事(主にコーディング)を始めたてのあなたのためにこの記事を書きました。
私は現在アラサー未経験で、Web制作会社でコーダーとして働き始めて半年ほどです。
同じような境遇の方のツイッターを見ていると、順調です!というツイートをけっこう見かけるのですが、私はぶっちゃけ失敗だらけでしたよ。
やりたい仕事とは言えども、順風満帆なわけでもなく、初心者が陥りがちであろうなことだったり、失敗した経験がいろいろあります。
↓以下の記事でもお話しています↓
たぶん、順調に行ってるように見えてそうでないこともたくさんあるはず。
でも失敗談は、きっとあなたの今後の仕事の参考になるんじゃないかなって思うんですよね。
そこで今回の記事では、Web制作の仕事で陥りがちなこと、私が実際にやってしまった失敗談についてお話します!
少しでも参考になれば幸いです、ぜひ読み進めてみてくださいね。
Web制作の仕事で陥りがちなこと、失敗したこと
Web制作の仕事で陥りがちなことは、3つあるのですが、これは私の経験からです。
- エラーにいつまでも立ち向かおうとする
- 時間を意識してやっていない
- チームで仕事していることをたまに忘れている
一つずつ詳しくお話していきますね。
エラーにいつまでも立ち向かおうとする
コーディングしている時に必ずあるのが、思い通りにCSSが動いてくれないことですよね。
ググりながら調べていろいろ検証すると思うのですが、いつまでもやるのはあまり良くないことがわかりました。
なぜなら、解決できないことに注力しているとストレスも溜まるし、「こんなにやってもできないし、時間を無駄にした・・」と落ち込みやすくなるからです。
ここで重要なのがうまく切り替えをすること。
私はどうしても一つのことに集中しがちで、「これができないと前に進めない!」と思ってしまうんですよね。
でも、行き詰まった時って、どう頑張ってもうまく行かないんですよ・・・!
そんな時は、潔く諦めること!
思い切って他のこと作業をして、頭の中をいったんリセットすることが大事なんです。
例えば、他のページのHTMLをコーディングしてみるとか、単純作業をしてみるとかですね。
ちなみに私がコーディングで一番ワクワクする瞬間は、HTMLを組み始めているとき!
このワクワク感を感じることで、先ほどの悩みまくってたイライラ感がだんだん薄れてきてリラックスできます。
少しリセットできたところで、ある時突然「あ!!!!こうすればいけるかも??!」という謎のひらめきが起こることがあるんですよね。
至急案件の時は、わかる人にすぐ相談した方がいいですが、急ぎでない限りは一旦諦めてみましょう。
いつまでもエラーに立ち向かおうとすると、できない自分にイライラしてコーディングが嫌いになってしまうこともあります。
そうならないためにも、時には諦めも肝心ですよ。
時間を意識してやっていない
コーディングは期日に間に合わせることも大事ですが、時間を意識することも大事です。
時間を意識する方法は、どの作業にどれくらいの時間がかかっているのかを見える化する=数値化すること。
時間を見える化することで、スピード感を持ちながら、効率性を考えて取り組む意識づくりができるからです。
そして「自分の技術でこの案件ならこのくらいの時間がかかる」という目安を把握していれば、いろんな案件が来た時に仕事の配分を調整できるようになるですよね。
私は入社時、時間のことはあまり意識していなくて、とりあえず「納期に間に合わせなきゃ!」と期日のことだけを考えてコーディングしていました。
期日ももちろん大事ですが、ひとつひとつの作業にどのくらいの時間をかけてやっているのかも、考えなければならないというのも知ったんです。
ちなみに私の職場ではToggl(トグル)という時間計測サービスを使っていて、タスクごとに時間を計測しています。
こんな感じで案件ごとにどのくらいかかったか計測できます。
そしてトータルでどのくらい時間がかかったかをプロジェクト管理ツールに入力。
数値化することで、目標時間よりも時間がかかっていたら何が原因なのかを考えたり、フィードバックができるのです。
そのため、納期はもちろん、時間を意識してコーディングすることは自分のレベルを知るいいきっかけにもなります。
チームで仕事していることをたまに忘れている
急ぎでない限りは分業スタイルで、1つの案件に対してデザイナー1人、コーダー1人という形で仕事を進めています。
とは言ってもみんなで仕事していることに変わりありません。
なぜなら私がいない時に、至急直さなければいけないものが出てきたりすることもあるからです。
だからみんなが対応できるようにしておくためにも、わかりやすいコーディングやGitの管理をこまめに行うなどしないといけませんね。
【コーディングの場合】
始めたての時は割と「早くやらなきゃ!!!」という意識でとりあえず完成させることだけにフォーカスしていたように思います。
でもそうではなく、他の人も私が書いたコードを触ることを考えながら、コーディングをしなければならないんだということに気が付きました。
当初の変な焦りが結局、自分で自分の首を締めてしまうことになり、
- クラス名が重複していて、CSSが他のところに影響を受ける
- 閉じタグ忘れでCSSが変な動きをして、原因を探るのに時間がかかる
- スペルミスもしくは全角になっているのに気が付かず動かなくて悩む
他にも色々あるのですが、何度も何度もHTMLの作り直しをしました。
これ、自分ならまだしも他の人がこのコードを触っていたらめっちゃ迷惑ですよね。
マナー悪い人みたいな・・。
っていうのは私も同じ経験をしたんですよ。
数年前に在籍していた担当者が作ったサイトを修正した時に、めちゃくちゃわかりにくいコードだったんですね。
CSSを充てると他のところも影響を受けてしまうような設計になっていたり、表示するべきものが表示されていなかったり。
そのコードを書いたのはデザイナーさんだったので、コード書く専門じゃないから仕方ないなと思う部分はありました。
(むしろデザインもやりつつコーディングするのすごいと思った)
私も人のこと言えるようなコードは書けていないのは承知の上で言った理由は、
自分がわかりにくいコードを書いていたら、相手に大変な思いをさせてしまうんだろうなと思ったからです。
「自分が書いたコードは誰かが触る」これを意識するようにしようと強く思いました。
【Gitのコミット&プッシュ忘れ】
チームで制作するため、Gitを活用しながら仕事を進めています。
そのため、サイトの修正をしたら都度Gitにコミット&プッシュしなければならないのですが、1サイトだけ数日そのままにしていたんですね。
しごおわ!
今日の反省はGitの上げ忘れ🙇♂️
みんなで仕事しているということを忘れないように…🙇♂️— アヤト@元公務員→Web制作×ブロガー×ライター (@Web00073775) 2019年7月4日
「自分が担当しているサイトだし、今は誰も触らないだろうから後からやろう」って考えていました。
でも、やらなかったことが災いして、先輩がGitの調整している時に古いバージョンに戻ってしまったんです。
そしてクライアントから表示が変になっていると連絡が来て、見事に私のGitのコミット&プッシュ忘れが原因。
すぐに対応できたけど、クライアントからしたら不快な気持ちにさせてしまったと思います。
ちょっとのことだったとしても、信用を失わないように気を付けなければならないと感じました。
そして自分だけがサイトを管理しているのではなく、みんなで仕事しているという意識が欠けていたなと反省。
そのため、メンテナンスしやすいコードを意識すること、Gitなどの管理をこまめに行うなど「チームで仕事している」気持ちを常に持つことが大事です。
Web制作で大事なことは、嫌いにならない工夫をすること
Web制作の仕事をしていると、毎日がすごく楽しいわけではなく、時にはエラーで苦しむこともあります。
そんな時、いつまでもそのことに固執しないことが重要になってくるんですよね。
最初の方でもお伝えしましたが、できないことばかりにフォーカスしていると、できない自分を責めたりしてどんどんメンタルがやられるからです。
できないなら一旦諦めて離れてみて他のことをしてみる、急ぎなら先輩に聞いてみるなどして、嫌なものから一旦離れる工夫が必要。
そうしなければ、Web制作の仕事が嫌いになってしまう・・・なんてことになりかねません。
嫌いになったら、仕事することが辛くなってしまいます。
せっかくやりたくて始めたのに悲しいですよね。
そうならないためにも、嫌いにならない工夫を自分でやることが大事ですよ。
少しでも参考になったらうれしいです!
それではっ