休職から復職したくないなら、良くなるまで無理せず休んでいい【公務員】

こんばんは、元公務員のアヤトです。

現在、休職から復職しないといけないけど、本音はまだしたくないと思っているあなたのためにこの記事を書きました。

精神的理由で休職している場合、回復にかかるのは早い人で3か月、通常は半年〜1年だそうです。

規則正しい生活と適度に運動しながら過ごしていれば、少しずつ良くなっていくので、良くなってきた頃には復帰のことも考え始めると思うんですよね。

でも、こんな風に考えていたら、もしかしたらまだその時ではないのかも知れません。

「復帰したい気持ちはあるけど、仕事のことを考えると体調が悪くなる」

「復帰してもうまくやっていけないかもしれない、自信が持てない」

なぜなら、復帰しても大丈夫なくらいに精神状態が安定していれば、上記のような不安感は無くなっていくからです。

そこで今回の記事では、

  • 休職から復帰したくないなら無理せず休養したほうがいい理由
  • 休職から復帰しても大丈夫なタイミング

この2点についてお話していきますね。

少しでも参考になればうれしいです。

休職から復帰する時は慎重になったほうがいい理由

休職から復帰する時は、目に見えるケガとは違って心の病気は想像以上に重たいため、慎重にならなければなりません。

  • 無理して休職から復帰しても、再休職する可能性が高い
  • 休職している罪悪感でいっぱいになっても、あなたが健康にならなければ働くことはできない
  • 休職から復帰しても大丈夫なタイミングとは

この3点について、詳しくお話していきますね。

無理して休職から復帰しても、再休職する可能性が高い

万全に治りきってない状態で無理して休職から復帰しても、再休職する可能性が高いです。

心の病気は目に見えないですが、一度折れたメンタルはトラウマのように残るため、そう簡単に治らないからなんですよね。

心療内科の先生からは、休職から復帰するタイミングの目安として、早い人で3か月、通常は半年〜1年はかかると言っていました。

実際に私だと休職して復帰するまで半年かかっていますよ。

だからあなたが復帰したくないと思うのは甘えでも、変なことじゃないので、安心してください。

私自身も最初に休職した時から2年経っていますが、休職した部署に関係するものを見たり、聞いたりすると心がザワザワするのは未だにあります。

休職から復帰した同僚も「未だに上司から言われたこととかを思い出して不安定になる時がある。長く付き合っていかないとって思っているよ」と言っていました。

完治まではいかなくても、働ける状態にまで戻すには、ある程度の期間が必要なのです。

だから治りきっていない精神状態で復帰をしてしまうと、うまく仕事に適応することができず再休職してしまうなんてことがあるので、無理はしないでください。

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休職している罪悪感でいっぱいになっても、あなたが健康にならなければ働くことはできない

無理しなくてもいいとは言われても、休職していて必ず感じるのが休んでいることの罪悪感ですよね。

でも、罪悪感を感じていても休職しているという事実は変わらないし、とにかく元気になるように少しずつ治していくしかありません

私も休職していた時は、休んでいる自分が情けなくて「職場に迷惑しかかけていない・・・なんてわたしはクズなんだ・・・」と自分をたくさん責めました。

そんな時心療内科の先生から「その精神状態じゃ復帰できないし、働けないよ。まずはあなたが元気になることに焦点を当てて」と言われたんですよね。

本当にそのとおりで、自分が健康にならなければ働くことはできません。

仮に無理して復帰しても、ボロボロになって仕事できなくなるのはもう目に見えていました。

だからまずは職場のことは一旦忘れるように努力して、休むことに専念するのが何よりも大事なことなのです。

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休職から復帰しても大丈夫なタイミングとは

私の休職経験から感じたことなのですが、休職から復帰しても大丈夫な精神状態は、以下の項目に当てはまるかどうかです。

休職から復帰するポイント
  • 働きたいという意欲がある
  • 仕事のことを考えても体調が悪くなったりしない
  • 規則正しい生活に戻れている
  • 疲れにくくなっている
  • メンタルが不安定になることが少なくなった
  • 外に出るのが前よりも怖くない

一番重要なのが、仕事のことを考えても体調が悪くなったりしないか、ですね。

私だと休職中に職場の近くを車で通ったり、仕事に関係するもの(テレビや新聞など)を見ると、心臓がバクバクして不安定になっていました。

しかし、復帰しても大丈夫な精神状態になった時は、そういったことがほとんどなくなったんですね。

たぶん、他の部署に異動する形で復帰が決まったからもあると思いますが・・・。

けっこうハードルが高く感じるかも知れませんが、逆にこのくらいにまで戻っていなければ、復帰した時に大変な思いをするのは自分です。

なお、復帰する時は慣らし出勤(短時間勤務)から始めるのがオススメ。

↓復帰までの過ごし方、慣らし出勤は以下の記事で詳しく書いています↓

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2019年6月14日

私は心療内科から短時間勤務が望ましい旨の診断書をもらって上司に渡したので、言いにくいとうこともなく2週間慣らし出勤からスタートしました。

詳しくはかかりつけ医に相談してみてくださいね。

休職期間はしっかり休んで、健康になってから働こう

休職しているとどうしても焦りが出てきてしまうものですが、焦っても治りません。

逆にその焦りがあるがゆえ、悪化させてしまいます。

私も休職して2,3ヶ月は、「早く復帰しなきゃ」と思っていました。

でもどんどん体調は悪くなるばかりなんです。

そこで先生からは「あなたが良くならないのは焦っているからだよ。診断書の期間、特別に2か月にするからまずはしっかり休むことに集中して」と言われました。

通常、休職の有効期間が1か月のところ2か月にしてもらったら、少し余裕が出てきたのか回復傾向に向かっていったんですよね。

病院にもよると思いますが、もし1か月ペースで変な焦りが出てダメになるなら、期間を延長してもらうのも1つの方法です。

なお、私が住んでいるところでは、休職の有効期間の決まりは心療内科で通常1か月、精神科は制限がない感じでした。

病院の先生と相談しながら、しっかり休養しましょう。

少しでもあなたの心が軽くなったらうれしいです。

それではっ








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