ネガティブな言葉を吐き出し続けるとそのとおりの人間になる【脳科学】

こんばんは、ネガティブワードはポジティブワードに変換を心がけるアヤトです!

人間誰しも、嫌なことがあれば愚痴りたいときもあるし、その吐き出し先がSNSだったりもしますよね。

SNSで常に「自分は何をしてもうまくいかない・・・」「こんなんじゃ誰にも相手にされない・・・」って言う人ってたまにいませんか?

私もメンタルが原因で休職した経験があるので、ネガティブ思考になる気持ちはすっごくわかるのですが、ネガティブ言葉が多くなればなるほど、そのとおりの人間になってしまいます。

この記事では、なぜネガティブな言葉を吐き出すことが良くないのか、脳科学の話も交えて書いていきます。

じゃあ、ネガティブな気持ちはどうしたらいいの?と思ったあなたのために、私も実践して良かった今から簡単にできる思考法について紹介しますので、ぜひ読み進めてみてくださいね。

ネガティブな言葉をSNSで吐き出したら、そのとおりになる

人は言葉を発したとおりの人間になってしまう

ネガティブな言葉をたくさん吐き出すことがストレス発散になるというのは、たった一瞬でしか無いと思うんです。

だから、何度も何度も書いてしまうということではないでしょうか?

言葉の力は想像以上に影響が大きく、発した言葉通りの思考になってしまうんですよ。

人間の脳は耳から入ってくる情報をすべて本当のことだと思い込む性質があります。

私たちの脳は、真実と嘘や冗談の区別がつかないのです。

「自分はダメな人間だ」と言われると、脳は素直にそれを信じます。

そして、ダメになるように行動します。

引用元: すばる舎 「習慣が10割」 吉井雅之 著

気が付かないうちに脳に刷り込んでしまうということで、これは他人から言われたことだけでなく、自分がネガティブな言葉を発した時も同じことが言えます。

「自分は何をやってもうまくいかない」と思えば、うまくいかないように無意識に行動するということですね。

この刷り込みが、悪い習慣を作り、習慣があなたという人間を作り上げてしまうのです。

でもそれは親からのネガティブな言葉による刷り込みも影響している可能性があります。

実は私自身も、母親から「あんたには向いてない」「できない」とネガティブな言葉の刷り込みをされ続けてきたことで、今でもネガティブ思考を引きずっているんですよ。

でもこれも少しずつ変える努力をして良くなってきたところです。(その方法は、後述しています)

脳からマイナスの思考を消してポジティブ思考を作り上げる方法

嫌なことは寝る前に振り返りがちだけど、次の日に持ち越さないことが大切

嫌なことは次の日に持ち越さない、これがポジティブ思考を作り上げるポイントです。

なるべくポジティブに考えようとしても、その日に嫌なことがあるとどうしても考えてしまうものですが、寝る前の時間って実はすごく重要なんですよ。

私たちの脳は、寝ている間に一日の記憶をビデオテープのように巻き戻し、翌朝目覚めたら再生を始めます。

だから、嫌な気持ちのまま寝てしまうと、また次の日も嫌な気持ちでスタートすることになっていまうのです。

引用元: すばる舎 「習慣が10割」 吉井雅之 著

寝る前に気持ちを整理しないと、いつまでも引きずってしまうということなんですね。

寝る前にポジティブ日記を書く

一日ポジティブ日記とは、その日にあったポジティブな出来事、楽しい出来事、うれしかったことなどを「3つ」書くというものです。

これは精神科医で作家の樺沢紫苑先生の著書から知ったのですが、実際に精神疾患の患者に指導しているものだそう。

この日記を書くことで得られることは以下の3つです。

  • ポジティブ思考が強化
  • 「幸せ」「楽しさ」を発見する能力が高まる
  • 人生が楽しく、毎日が幸せになる

「え?ただの日記が幸せになれるの?」と疑問に思うかも知れません。

でも、脳は簡単に騙されるという特性を持っているとお話したとおり、ポジティブなことをたくさん書くことで、良い刷り込みになってくるのです。

ポジティブ日記を書くポイント
  • 最初は3つでOK
  • 質や量ではなく、毎日続ける
  • ネガティブなことはポジティブに変換する

【最初は3つでOK】

始めたての頃は、なかなか思い浮かばないと思うので、ハードルはぐっと下げてOKです。

最初は箇条書きで3行書いて、そこからちょっと文章を付け足し、長文にしていくというステップがいいですね。

【質や量ではなく、毎日続ける】

「せっかく書くからにはきちんと書かなければ!」と思うかも知れませんが、最初から頑張って長く書こうとすると書くことにストレスを感じて挫折してしまいます。

さきほども言ったとおり、ハードルを下げてとりあえず3行書くことを毎日続けることが習慣化するコツですよ。

そうすると少しずつ慣れてくるので、もっと書きたくなってきて長い文章が書けるようになり、文章の質も高まります。

【(重要)ネガティブなことはポジティブに変換する】

「ポジティブな出来事なんて1つもないよ!」「ネガティブな言葉を吐き出すことがストレス発散になるんだよ!」という人もいるでしょう。

そんな方には、ネガティブをポジティブに変換して考えるといいですよ。

最初はネガティブなことをポジティブになんて捉えられないと思うかも知れませんが、これも慣れていくと書けるようになってきます。

ここで考えるということが、自己洞察力、内省能力、レジリエンスが高まり、ポジティブ思考も作り上げることができるんですよ。

※レジリエンスとは、ストレスと言った外的な刺激に対する柔軟性のこと

ポジティブ3行日記、実際にやってよかった

こちらが私が実際に書いているポジティブ3行日記のフォーマットです。

10年日記というアプリを使っていて、毎日書き続けてなんと今日で100日目となります!

最初は3行のみとしていましたが、気が付いたら毎日の健康チェックも含めて書くようになりました。

  • 朝の目覚めはどうだったか
  • 良かったこと(3つ以上)
  • 今日の改善すべき点
  • 翌日の対策と決意
  • 冷え性具合

今日の改善すべき点と翌日の対策と決意は大事な部分で、反省するのではなく分析するということに重きを置いています。

嫌なことがあっても、その日のうちにきちんと頭の中で整理をすることで、朝起きたら嫌な気持ちはほとんどスッキリしているんですよね。

この日記はアプリでもいいし、メモ帳に書くことでもなんでもOKなので、すぐにでも始められます。

ぜひやってみてください!

どうしても辛いなら、信頼できる人に聞いてもらう

1人でSNSに書き続けてばかりいると、ネガティブな言葉の蓄積が、負の連鎖となり、自分自身を追い詰める結果となってしまいます。

それは辛い自分を知ってほしいという気持ちも隠れていると思うのですが、でも、一番いいのは不特定多数の人にではなく、信頼できる人に話を聞いてもらうことが大事です。

そして、ネガティブになってしまう気持ちを変える努力を、少しだけでもいいからできることから始めるのも大切です。

習慣が10割では、ネガティブ思考をポジティブ思考に変えるヒントがたくさん書かれています。

ぜひ読んでみてください!

アウトプット大全も同じくおすすめです。

それではっ








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