こんにちは、ハーフでクォーターなアヤトです( ´ ▽ ` )ノ
今は外国人風メイクとかハーフ顔になりたい子が増えていると思われる世の中ですが、私は自分のハーフ顔がめっちゃ嫌いでした。
なぜなら小学校の時はハーフ顔を馬鹿にされたり、高校時代は濃い顔はモテない傾向?にあって、薄い顔になりたいと切実に思っていたからです。
おまけに声も低くて、自分の顔に加えて話すことも大嫌いだったんですよね。
ハーフ顔も低い声も一種の個性なので、個性=悪だと思っていたくらい。
容姿が全てじゃないけど、それでも誰かから可愛いって言われたい気持ちは誰にでもあると思います。
そんな私は自分の容姿に異様にコンプレックスを感じていたのですが、社会に出てから周りの反応が変わってきました。
個性があった方が人から覚えられやすいし、いいことばかりでは?と思うようになったんですよ。
今自分の元々持っている個性に悩んでいるあなたは、もしかしたら社会に出てからその個性が開花するかも知れません。
この記事では、そんな風に感じた経緯について書いていきますね。ぜひ読み進めてみてください!
目次
私はハーフでクォーターでもある混血児
私はスペイン系フィリピン人の父親と、日本人の母親との間に産まれた混血児です。
残念ながら父親は私が産まれる前に既に家族がいる母国に逃亡(?)してしまいましたが、母親は私が小さい時に再婚しているので、今の父親が本当の父親だと思っています。
ちなみにこの事実を知ったのは社会人になってからで、学生時代までは真実を知らずに過ごしてきました。
私の見た目は、濃いめの顔立ちでハーフ?と聞かれることが多いので、たぶんハーフ顔。いや、ハーフなんですけどね。笑
あと名前がカタカナだからというのもありますね。
だから小・中・高校時代は、周りとはちょっと違う雰囲気のある女の子だったそうです。
↓父親が外国人だった話↓
ハーフのような見た目でバカにされたり、とにかくイケてなかった時代
「猿の惑星」、クロンボ、原始人、陰で言われてた小学校時代
私の小学校時代は、いじめまではありませんでしたが、容姿について高学年の男の子から馬鹿にされることがありました。
また、体質で日焼けがしやすかったので、めっちゃ肌が黒かったんです。
そして濃い顔なものだから、高学年の子たちとすれ違う時に「猿の惑星の猿みたいw」「クロンボwww」「原始人ww」とか言われてました。
子どもは思ったことすぐ言っちゃうから、恐ろしいものですよね。
ふつうに傷付いたし、「どうして”みんなと違って”名前カタカナなの?」と聞かれたりして、人と違う私はダメなのか?と子どもながらに思うこともありました。
だから母親もいじめに遭うんじゃないかそれをすごく気にしていて、「何か言われたらすぐに言いなさい」と言われていたのを覚えています。
メイクに目覚めた中学校時代
自分の容姿がコンプレックスだったというのもあり、自分の見た目を変えるべく、ファッション雑誌をたくさん読んだりメイクにも目覚めました。
ダイソーのコスメや母親のメイク道具を漁ってメイクの練習をしていましたね。
下手くそながらに、メイクした自分の顔が好きになり、週末は必ずメイクをしていたと思います。
でも学校ではできないので、何かあったわけでもなく冴えない中学校時代を送りました。
インターネット掲示板の書き込みを気にしたり、振られまくった高校時代
私が高校生の時は、インターネット掲示板が流行っていて、クラスの可愛い子やかっこいい男子に関する書き込みがいろいろ書かれていたんですよね。
いわゆる2ちゃんねるの高校版!
んで、自分のクラスのほとんどの子が名指しで可愛いって書かれていて、そこに私の名前は無かったんです。
わかってはいたけど「あ、やっぱり私はブスなんだ・・」とショックを受けた記憶があります。笑
見た目が全てじゃないけど、女の子だし、一度は可愛いって言われてみたいから嘘でも書いてほしい!なんて思っていました。
どうやら濃い顔はウケが悪いっぽくて、可愛いと言われる子はみんな薄めの顔立ちでした。
私の顔、まさにウケの悪い顔だった。笑
というか、そう思い込んでいたのかも知れません。
それでも恋はしていたので、頑張ってみたものの、なんと3年間で3人に告白して全部振られました!!!!(T_T)
「私は濃い顔だから何やってもうまくいかないんだ・・・」と更に悲観的になってしまったんです。
今思うとけっこう極端なこと考えちゃってたんですが、顔がとかじゃなくて、私の性格に難があったのかも知れません(^o^;)
おまけに声が低くて、自分の声が大嫌いで人前で話したり、教科書を読まされたりすることが大の苦手でした。
みんな女の子らしい声で可愛いのに、私だけこんなキモい声で本当にコンプレックスの塊。
そして中学校時代もそうだったのですが、男子って女子の見た目をからかいがちで、それがリアルに聞こえてくるんですよね。
だからきっと自分も言われていると思っていたから、常に被害妄想まみれで、極力目立たないようにしながら高校生活を送っていました。
短大に通い始めてからギャルメイクに目覚める
短大に入るとメイクも服装も自由なので、自分のコンプレックスを全部隠せるメイクがさらに加速して、ギャルメイクとなりました。笑
コンプレックスを隠すために、ギャルになってわからなくしてやる〜!!みたいな。
自分に自信が無かったから、強めなメイクでごまかしたかったんですよね。
つけまつげは必須、アイシャドウをガッツリ塗り、アイラインは太め、目尻下にも囲んでて、今思うとひどいメイクだなあと思います。笑
ファッションはギャルというよりは、B-girlに近い感じでしたね。
そっちの方がなんとなく、強そうに見えるし。
でも性格は自信なくて陰気臭いし、女子短大だったから男縁もなく、彼氏もできず卒業となりました。
社会人になってから周りの反応が変わる
自分のコンプレックスを、個性として褒めてくれるようになった
自分の容姿を異様にコンプレックスに感じていたので、「私は社会人になっても誰も相手にしてくれないだろうな」と半ば諦めていました。
でも、色んな人から「エキゾチックな顔立ちで素敵」「ハーフなの?羨ましい」「眼力が魅力的だね」と褒められることが多くなったんですよ。
そしてこの時、ようやく彼氏もできました。(昔の話ですが)
学生時代までなんて、容姿について褒められることがほとんどなかったものだから、ちょっと疑心暗鬼になってしまいましたが(^o^;)
今までコンプレックスだった顔立ちが、私自身の個性として褒めてくれるようになりました。
ハーフ顔は覚えられやすくなって、印象的な人として残りやすい
容姿を褒められるようになっただけでなく、個性がある人は覚えられやすくなるのも利点でした。
社会に出ると、色んな人と関わって仕事をするわけですが、だいたい人の顔って忘れちゃいますよね。
でも私の顔は濃い目で人と違う雰囲気で覚えられやすいので、印象に残っていただけることが多くなったんですよ。
覚えられやすいと、よくわからないけど親しまれやすくなるんですよね。
あと、ハーフなの?ネタで話題の1つにもなるので、そこはメリットなのかなーと。
あと居酒屋やバーに行ったらすぐに覚えてくれて、「また来てくれてありがとう〜」と話しかけてもらえることもあります。
低い声も「落ち着いてる」と褒めてくれた
私のだいっきらいな低い声も、「落ち着いてていいね」「低い声のほうがいいよ」と言ってくれることが多くなりました。
これは好みでしょうけれど、学生時代まではあり得なかったことです。
ぶっちゃけ今もコンプレックスではあるけど、以前よりも気にならなくなりました。
学校は個性よりも、みんなと同じが受け入れられるのかも
学校を否定するとかではないのですが、学校というものは個性が輝きにくい場所なのかもと感じました。
私の話ではないのですが、ある子が周りとちょっと違うだけで、扱いが変わったりとかふつうにありましたし。
人とちょっと違うハーフ顔なんて誰からも相手にされないし、むしろ馬鹿にされるくらいでしたから、社会人になってから周りの反応の変化に驚きました。
もちろん社会人になってからもみんなと同じが正義みたいなことはありますが、容姿面に関してはそんなに無くて、学校よりも寛容になっているんじゃないかなと思います。
それはきっと、大人になったからなのかなあ。
コンプレックスは社会人になったら強みになるかも知れませんよ
社会に出て自由になった時に、自分の個性が一気に開花するなんて話は、テレビやインターネットでも見かけますよね。
今はコンプレックスの塊だったとしても、自由になった時にいつか強みになる時が来るかもしれません。
私は一生懸命コンプレックスを隠そうとして必死だったけど、社会に出てから少し自信が持てるようになりました。
今思えば、個性を気にしすぎる必要はなくて、もっと自分らしく堂々としていればよかったなーと思います。
だから自分の個性は曲げずに、自分らしく生きていくのが一番いいのかなと!
それではっ