公務員の人事異動事情!異動希望は通らない?辛いなら出すべき

こんにちは、元公務員のアヤトです。

現在、仕事が辛くて異動希望を出そうか迷っているあなたのためにこの記事を書きました。

「異動希望が通るのは都市伝説」

「若手職員は出しちゃいけない風潮」

「辛くて異動したいなんていう考えは甘えなんじゃないか」

などと、異動希望なんて出しても無意味なんじゃないの?と思われている方も多いのではないでしょうか?

お住まいの自治体によって人事の考え方は違ってくるかと思いますが、異動できるチャンスはあります

どうしても辛かったら、在籍年数関わらず、異動希望を出した方がいいということです。

人間関係が辛い、仕事が合わない環境で無理をして休職した人を何人も見てきたんですよね。

実際に私も仕事が合わなくて異動希望を出したかったけど、我慢した結果、休職してしまいました。

そこで今回の記事では、公務員の異動希望は本当に通るのかについてお話します。

少しでも参考になったらうれしいです。

公務員の異動希望は実際に通るのか?

公務員の異動希望が実際に通るのか通らないかは、状況とタイミングによります。

本人の家庭状況や精神的な状況を考慮しつつ、希望する部署の人事異動の状況を見て判断するからです。

お住まいの自治体によって変わるかも知れませんが、異動希望が出せるタイミングは、在籍しておおむね3年経過してから。

が、異動して1年で異動希望を出して異動する人も実際にいます

ではどんな状況だと異動希望が通るのか具体的にお話していきますね。

異動希望が通るのは家庭の事情や精神的な理由など、やむを得ない事情が多い

異動希望が通るパターンは、家族の介護だったり、精神的な理由などが多いです。

特に家庭の事情は、もちろん家族だから見捨てるなんてできないし、やむを得ないでしょう。

また、過労による自殺などが報道で多く取り上げられているので、精神的な理由も人事としては見過ごすはできない状況です。

必ず希望通りとまで行きませんが、家庭の事情は考慮されることが多いです。

実際に異動した事例を紹介しますね。

異動希望が通った事例
  • 家族の介護で残業が難しい(激務の部署にいた)
  • 人間関係でトラブルがあった
  • 業務内容がどうしても合わない
  • やってみたい仕事がある部署を希望したい

私の元上司は、家族の介護が理由で、異動希望を提出して実際に異動しています。

その上司は同居している母親が認知症で、病院に連れて行ったりなど介護をしながら仕事をしていました。

しかし、仕事は激務で毎日22時過ぎまで残業していたため、仕事と介護の両立が難しくなってきたんですよね。

そして異動希望を提出して、負担の少ない古巣の部署に戻りました。

また、人間関係のトラブルや、仕事が合わないなどの理由でも異動希望を出していたり、精神的に病む前に思い切って出している人は少なからずいますよ。

そのため、異動したい理由をしっかり書いて提出すれば、希望が通る可能性はあるので、年数に関わらず出してみるのも一つの手です。

若手職員でも異動希望を出す人はもちろんいる

異動希望を出すのはなんとなく、ベテランの職員しか出しちゃいけない風潮ってあると思います。

しかし、異動希望は年齢に縛りはなく、みんな出せるものです。

だからまだ若手だから・・・と言って、遠慮しなくても大丈夫ですよ。

実際に私の同期は新人で配属されて3年後、異動希望を出して異動していました。

その理由は、仕事が暇すぎる・つまらないというものでした。

もちろんその本音は隠して、別の理由で書いていたようですが!笑

また、自分がやってみたい仕事があるから、異動して1年ですぐ異動希望を出してそれが通っている人もいますよ。

そのため、年齢関係なく思い切って異動希望を出してみるのはぜんぜんアリです。

異動希望はタイミングが関わることもある

異動希望は、希望する部署がどんな状況かによっては異動できないこともあるので、タイミングも関わってきます。

人事課も全ての職員の希望を全て聞くことは難しいので、妥協案で希望するところに近い部署になったりすることも。

ある人は、図書館の仕事がしたくて入庁したものの、その部署に配属されず、毎年希望を出し続けて念願の異動を果たせた人もいます。

だから異動希望が通るかどうかは、やむを得ない理由を除くと運も関わってきたりしますね。

それでも出さないより、出したほうが間違いなく異動できる可能性が高まるので、出してみる価値は大いにあります。

どうしても仕事が辛くて異動したいなら、異動希望を書いてみるのも1つの手

「まだ若手だし、仕事が合わないは理由にならないだろう」

こんな風に考えて異動希望を諦める人が多いと思うんですよね。

私も休職した部署では、異動希望を出そうか何度も悩んでいたのですが、1年で出すのはおこがましいと思い、結局希望を出せませんでした。

「3年は頑張って耐えよう」と我慢していた矢先に年度末に限界を迎え、休職してしまったんです。

今思うと、そうなる前に少しでも行動してみたら状況は変わっていたかも知れません。

だからどうしても辛かったら異動希望を出すなり、だめになる前に何かしら行動を起こすことも大事です。

周りがどうとかではなく、自分はどうしたいのかに尽きます。

どうか無理せず、辛かったら声を上げてみましょう。

人事異動に関する体験談はこちらの記事でもお話しています。

公務員の人事異動でびっくりした体験談。職場内恋愛なども対象になる

2019年7月28日

少しでも参考になったらうれしいです。

それではっ








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