公務員を休職してから復帰するまでの流れや不安なこと【実体験】

休職から復帰するまで気になること

こんばんはっ 休職を2回経験した元公務員のアヤトです。

公務員を休職していて、そろそろ復帰できそうだな・・と考え始めたあなたのためにこの記事を書きました。

でも、こんな疑問がわいてくるんじゃないかなーと思うんですよね。

「休職から復帰するまでどんな流れになるんだろう?」

「復帰した後、フルタイムで働けるか不安」

「復帰先は元の部署じゃないとダメなのかな」

たくさん不安なことがあると思いますが、これらの疑問に答えるべく、実際にどうなのかについて休職から復帰した私の実体験を交えながらお話していきます。

あなたが休職から復帰するための手助けに少しでもなればうれしいです。ぜひ読み進めてくださいね。

休職から復帰するまでの流れ

休職から復帰までの流れは大体3ステップで進みます。

  • 復帰したい旨を伝える
  • 人事課と面談、要望を伝える
  • 結果連絡が来る

この3つについて詳しく説明していきますね。

所属先の上司または人事課に復帰したい旨を伝える

私は課長に伝えましたが、復帰する旨を伝える人は人事課でも係長でも話しやすい人で大丈夫です。

復帰したい旨を伝えると復帰する部署はどうするか、復帰するタイミングはいつにするかなどの希望を聞かれます。

この時、遠慮しないで自分の要望を正直に伝えるようにしましょう。

ほとんどの人は休職した部署から別の部署へ移る形で復帰していて、私も別の部署かつ別の建物(出先機関)を希望しました。

だから今いる部署に戻らなければいけないなんてことはないので、安心してくださいね。

希望を伝えると、管理職と人事課と連携を取って進められていきます。

人事課もしくは保健室で面談

所属部署に伝えた場合、一度人事課と直接面談することになります。

人事課の職員と話すことに抵抗がある場合は、保健室の保健師でもOKで、私は保健師さんと元々知り合いだったためこちらにしました。

保健師さんが人事課とあなたの間に入って伝えてくれますよ。

  • 現在の体調はどうか
  • 復帰に向けて不安なことはないか
  • 復帰したい部署はどこか
  • 復帰するタイミングの希望はあるか

などいろいろ聞かれます。

ただし、休職期間5か月間の私は面談があり、休職期間が2か月間だった知り合いは人事課との面談が無かったので、休職期間によって異なりますね。

人事から復帰日や復帰する部署の連絡が来る

一通り面談を終えた後、あとは連絡を待ちます。

私の場合はギリギリパターンで、9月中旬に面談をして9月末に来月から復帰できるかという連絡が来ました。

私は自分の気持ちの中で「復帰できそう」と思ったので復帰しましたが、「まだ無理かも・・・」と不安があれば断ってもいいです。

その時は良くてもいよいよとなったらやっぱりダメなんてことは全然ありますので、焦らず自分の気持ちと相談して決めてくださいね。

復帰する前・した後にやっておくこと、気を付けること

ポイントは3つです。

  • 復帰前に必ず短時間勤務の診断書をもらう
  • 復帰後は焦らない・無理しない
  • ある程度時間が経ってから疲れが急に来ることもある

この3点について詳しく説明していきますね。

復帰前に精神科もしくは心療内科から診断書をもらうこと

復帰したての時はとにかく体力が落ちているので、短時間勤務から慣らしていくことをオススメします。

おそらく人事課の方からも提案されると思いますが・・。(私が保健室で面談した時は言われた)

そのためには、精神科もしくは心療内科で「○○の期間は短時間勤務をするように」という旨の診断書を書いてもらうことが必要です。

わざわざそうする理由は、特別休暇として処理してもらって有給休暇を減らさないようにすることと、自分自身が無理しないようにするためですね。

医者からの診断書は絶対なので、どんなことがあっても上司はそのとおりにしなければなりません。

例えば私の場合は、復帰してから2週間は午後勤務休日出勤・残業なしという内容で、2週間経った後も大丈夫そうだったので通常勤務に戻しました。

これはあくまで私の例なので、午後じゃなくても午前でもいいし、必要に応じて期間を延長しても大丈夫です。

個人的には午後からではなく午前のほうが生活リズムがつきやすいので、午前勤務にした方がよかったかなーとも思いました。

復帰した後は、絶対に無理をしない・焦らないこと

復帰してから一番思うのは、「早く仕事に慣れなきゃ」っていう気持ちでいっぱいでしょう。

もちろんその気持ちも大切ですが、何よりも無理をしない・焦らないことが大事です。

本当はちょっと辛いなと思っても「大丈夫です」と言ってしまったら、相手は安心していろいろ任せてしまいますので、辛かったら正直に伝えるようにしましょう。

すぐにバリバリ働けなかったとしても、徐々にやっていけばいいのです。

無理をしてまた休職なんてこともあるので、自分のペースで仕事していきましょうね。

復帰してから3ヶ月後くらいに急に疲れがどっと来ることもある

私の経験なのですが、復帰してから3ヶ月後くらいに突然体調不良になり一週間ほど休んでしまった経験があります。

たぶん、復帰してからは気が張っていて、慣れてきた頃にぷつんと一度切れてしまったのかなーと。

また、この時に公務員という仕事はもしかしたら自分に合っていないのかもしれないと思い、これからも続けていくかどうか本気で考え始めた頃でもあるんですけどね。

結局一週間ほど休みなんとか復帰できましたが、こんなことが起きることもあるので、少しでも身体に違和感を感じたら正直に言うことも大事ですよ。

公務員を休職して復帰するまでの不安な日々の過ごし方・対処法

2019年6月14日

年度途中で別の部署の復職した場合、そこで正式な異動にはならない

年度途中で復帰した場合、正式にその部署に異動できたということではなく、職務命令(後述で補足)という形が多いです。

元の部署に戻されることはありませんが、復帰した部署に100%残れるわけではなく、問題なく働けそうだなと判断された場合は、別の部署に正式に異動も十分ありえます。

人が足りていないところにわざわざ担当を持たせると精神的に負担もかかるため、人が足りているところに配置して、様子を見るというパターンが多いからです。

じゃあ実際に本当に異動しているのかといと・・・

人事異動の流れを見ていると、復帰した部署から異動しているケースが多いですね。

復帰した部署にいた同僚も休職経験者で、3ヶ月間くらい別の部署に復帰して、今の部署に異動してきたって感じでしたし。

ちなみに私は珍しいパターンで、上司が私を残すように交渉してくれたのかは定かではありませんが、他の部署に移ることなくそのまま残りました。

1つの係に対して、私が余分に係員が1人いる状態だったのですが、その1人分は隣の係に移って丸く収まったというパターンでした。

補足

職務命令とは、正式に紙などで発令はされない、異動じゃないけど他の部署のお手伝いしてきなさいっていう命令で、よくあるのは、どうしても一時的でもいいから人員がほしいときに使われます。

それ以外だと今回のような休職から復帰するパターンです。

復帰は自分のペースで大丈夫ですよ

まとめ
  • 復帰するときは遠慮しないで要望を伝える
  • 復帰前に短時間勤務の診断書をもらって上司に渡すこと
  • 復帰後は無理しない・焦らない
  • 復帰後でも体調不良が来ることがある
  • 人事異動のタイミングで別の部署に異動することが多い

以上、休職から復職の流れ、復職後のポイントについてお話しました。

これから復帰を考えているあなたにとっては不安なことばっかりかなと思います。

でも、案外休職のことは気にしてないのと、復帰したての人に無理強いする人はほぼいませんし、嫌と言ったら「そっかわかったよ〜」くらいで、あまり気負う必要はないです。

私が復帰した時も、別に何か嫌なことを言われたこともないし、心の中で思われたとしても耳に入らなければOK。

焦りが一番自分を追い込む厄介な感情なので、まずは自分のペースでやれるところからやってみて、少しずつ慣れていけばいいのです。

問題なく働けるようになったら、バリバリ働いて恩返しをすればいいって思うと少し心が軽くなりませんか?

焦らず、ゆっくり行きましょうね。

それではっ








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