こんにちは、元市役所職員のアヤトです・ω・
市役所の面接試験を控えている方、めちゃくちゃ緊張すると思うのですが、採用基準って気になりませんか?
自治体によって採用基準は違うと思いますが、私の地元での採用基準について挙げていきたいと思います。
また、私が実際に面接試験を受けたときの経験もあわせて紹介します。
面接の担当者に聞いた採用基準も紹介するので、少し参考になるかもしれません。
ただし、個人の見解も入っておりますので、必ずしもそうとは限らないことを申し添えます。
ぜひ読み進めてみてくださいね。
公務員採用試験 面接の流れ
市役所の面接形態はグループ面接で面接官は多め
一次面接、二次面接があります。
なお、面接形態はグループ面接で、採用枠ごとに4,5人程度です。
面接官は5人以上はいるので、けっこう緊張すると思います。
一次面接は部長職対応、二次面接は市長もしくは副市長+特別職以上が対応
一次面接は部長職何人かと人事職で対応し、二次試験は、市長と特別職、人事職が対応します。
お偉いさんが勢揃いします。
なお、二次面接は公務の都合があるので、副市長の場合もあります。
私のときは副市長でした。
私が実際に経験した市役所の面接試験について
私のときは、一次試験のみで、次の年から二次面接もするようになりました。
採用枠ごとに4,5人でのグループ面接です。
私のときは市長不在で、副市長が質問する形式でした。
そのほかには人事課長、部長、特別職がずらりと並んでいましたね。
質問内容に対して、挙手で答えます。
内容は
- あなたはハードクレーマーの担当をすることになりました、どうしますか
- なぜ市役所に入りたいのか
- 市役所に入ったら何がしたいか
かなりうろ覚えな部分もありますが、メインはこんな感じのよくある質問でした。
ぶっちゃけ、私も含む回答内容はみんな緊張でグダグダでした。
そして最後に副市長から、また何かの機会に応募してね的なあなたたちは落ちましたのようなニュアンスの一言が。
「あ、これ落ちたんだな」と思いましたね。
ただ、わたしは幸いにも市役所の臨時職員だったので、当時いた次長職の方がわたしを推してくれて採用となりましたが、その一言の通り、他の人は落ちていました。
市役所の面接に受かりやすくなるには臨時職員になっておくと有利だと思います。
↓詳しい内容は以下の記事からどうぞ↓
市役所職員の採用基準はシンプル
市役所の一次面接の担当者に採用基準を聞いてみた
面接官を担当していた部長にどんな風に見ているんですかと聞いてみました。
聞かれたことに対して適切に受け答えができることで、内容は期待してない
これに尽きるんですって。
どうしても面接って緊張しちゃいますから、大体は緊張してきちんと受け答えができない人がほとんどだそうです。
緊迫した空間でも、聞かれたことに対してきちんと答えられる=仕事の緊張した場面でも対応できる能力があると捉えているとのことでした。
新卒の人たちが答えられることは限られているので、すごい回答をしなければならないとかは何も気にしなくていいそうです。
市役所の二次面接は市長(または副市長)が決める
二次面接は、市長もしくは副市長の判断でほぼ決まるそうです。
数日に分けて面接を行い、公務の都合で市長か副市長になります。
最終的にはどちらかの趣味で決まるところはありますね。
ただ、基本の判断基準は一次面接と同じかと思います。
そのほか、個人的に感じた市役所の面接採用基準
学歴も見られている傾向あり
あと、最近はけっこう学歴見てるのかな?と思います。
大卒の場合、高学歴の人がけっこう採用されているんですよね。
かといって、全員が高学歴ってわけでもないので全然チャンスはありますよ。(わたしもふつうレベルの短大出身でした)
市役所に採用される人の外見はだいたい似ている
新人、中途の採用があるたびに顔写真付きでお知らせされるのですが、全体的に印象がだいたい同じなんですよ。
男性はメガネ率の高い地味な雰囲気、女性は控えめな雰囲気です。
基本派手な人はいません。
もちろん、最初から派手な人はいませんが、なんとなくチャラそうっていう感じの雰囲気の人っていますよね。
ざっと見たところ、全くそういうオーラを持っている人はいないですね。
本当に真面目そうな人が採用されている感じです。
まとめ
- 聞かれたことに対してきちんと受け答えができるかが重要
- 回答内容は気にしていないので、かっこいい回答は必要ない
- 真面目そうな外見の人が多い
私の地元ではこんな傾向でした。
ぶっちゃけですが、市役所は世間の風当たりはすごく強い傾向にあるので、地味な人のほうがいいんだと思います。
少しでも派手だと、苦情の元になりますからね。
「見た目じゃなくて仕事ができるかどうかが大事だ!」と思われる方もいるかも知れませんが、市民からしたら第一印象で決める人が多いのが現状です。
何か参考になったらうれしいです。
それではっ